『アノーラ』で見た冬のブライトンビーチの風景が良かったので、同じ舞台の本作を鑑賞。雑多な移民街や寂しい海辺の風景が荒涼とした物語の雰囲気によく合っている。
道を踏み外して街を出た兄が帰ってきた。父親…
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冷たい質感
橋のそばで兄弟で飯食うシーン超いいな
その後の車で映画を見にいくシーンも好き
終盤のブラックゲイズみたいな雰囲気からのスピード感のある展開かなりよかった
兄貴が発見するカットがまた素…
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山場らしい山場もほぼ皆無、単調な作品ではあるけれど兄弟のちょっとした会話に愛が溢れていて、けれどそれに相反する様にジョシュア自身がやって来たことが全く何も生み出さず、むしろ全て失うだけでラストの涙も…
>>続きを読む開幕して間もなく、慈悲のかけらもなく殺しが行われるシーンからしてこの映画の切れ味が半端ないことがわかる。非常に冷淡な作風で、まるで北欧映画を観ているかのようなドライな空気感が徹底して息苦しい。一方通…
>>続きを読む【第51回ヴェネツィア映画祭 監督賞、助演女優賞】
『アド・アストラ』ジェームズ・グレイ監督の長編デビュー作。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され監督賞と助演女優賞(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を受賞…
いちいちカッケェな、ティム・ロスとエドワード・ファーロング。
兄弟の関係性や距離感の捉え方がうま過ぎて、幼少期のこの2人の戯れ方が垣間見える。その中で、なぜ殺し屋になったのか、の背景を想像、連想さ…