黒人問題に関してでなかったらきっと見ることでなかったであろう作品。
グレゴリー・ペックといえばローマの休日だが、
アメリカ人的にはフィンチのほうが人気らしい。
確かに、50〜60年代において、黒人…
裁判のシーンは吸いこまれるようにジーーーっと観た。あの法廷の暑さ感じられそうなくらい。
奴隷制度から何百年もの間、社会に浸透しているおかしな前提や法律のせいで、いったい何人の無実な人の命が奪われた…
人種差別に関する作品を観たあと必ず関連作としてpickされる不朽の名作。
恥ずかしながら初鑑賞だったが、前半を子どもから見た倫理観、後半を法廷劇と描き分けた構成が斬新。
法廷ドラマは無実の被疑者の…
字幕
グレゴリーペックのカッコよさが際立つ。アティカスの完成された大人としての気立の良さ、善悪の判断、人との関わりがこの作品全体に広がっていく。
また娘のスカウトの無邪気さが作品の暗い雰囲気を明るく…
たまたまだけど北北西に進路を取れと同じ日に見て、どちらもオープニングシーケンスがとてもよかった!
映像、音楽の一体感がとてもよかった。
音楽に関しては特に全編通して心地よい。
あとは王道法廷…
監督は「マンハッタン物語」「サンセット物語」のロバート・マリガン。
主演は「ローマの休日」「白鯨」のグレゴリー・ペック。
[あらすじ]
1930年代アメリカ南部アラバマ州にて。
ジェムとスカウトの…
既観
「正義」は相対的なもので、自分にとっての正義が相手にとっての正義とは限らないことを確認できた映画。
濡れ衣を着せられたトムは気の毒だけど、濡れ衣を着せたメイエラもまた満ち足りた幸せの中にい…