実話ベースの当たり屋一家。傷痍軍人の渡辺文雄、連れ子の少年、後妻の小山明子、次男のチビ。車にわざと当たり示談金を取り、日本縦断。最初は母親がやっていたが少年が当たり役に。
父親がクズ。気に入らない…
大島渚による実録犯罪もの。気難しい作品ではなくしっかりエンターテイメントとして一気に観ることができる。
主役の「少年」を演じたのは阿部哲夫さん。当時、児童劇団にいるようなガキじゃダメだ!と大島渚は「…
大島兄弟の本を読んだので、一番心情的に良かったと思う本作を見直す。カラーのギラギラ感が仙元誠三とすぐわかる。犯罪をする家族をロード・ムービーとして描く。最初は、継母がやっていた当たり屋、子どもにさせ…
>>続きを読む子供は親を選べない悲劇。親になったからといって、血が繋がっているからといって、皆んなが子供に愛情を持てるとはいえない。それでも幼い子供は親を求めるし。切ない。
にしても、大島渚はすごいなぁ、この時…
当たり屋で生計を立てている家族のロードムービーです。いつしか少年も身を投げだすことになります。悲しいですね。全国各地を当たり屋でまわって最後は北海道の最北端まで行き、もう行き場もありません。常に少年…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
1966年、子供を使った当たり屋事件が起こる。車にわざと当たり慰謝料を請求したこの事件は、大島渚という一人の映画監督に「魂の奥底から揺りうごかされる衝撃」を与え、後の1969年に大島自身の手によっ…
>>続きを読むこれは、いつどこで観た映画だったかは覚えてないけど、かなり衝撃を受けた覚えのある大島渚監督作品でしたね。
日本各地を転々としながら、子供に当たり屋をやらせて暮らしていた一家の実話をモデルにした作品…
大島渚プロダクション