虚飾と尊厳、情愛の手段。当人ではなく、見守る側の内にある悲劇。父が初めて学校に来て感謝祭劇で詩を助けられつつなんとか暗唱する息子見て、言葉をかけるラストシークエンスに素直にやられる。ジュディ・ガーラ…
>>続きを読む常に問いかけられてる
何が最善か
クラーク博士とハンセン
何も与えることはできない
後半の父親と父親の会話
子供達のお芝居のシーン
こんな施設にまとめないとやってけない社会。
一緒に暮らしたい
…
2023.9.28 Stranger「特集 ジョン・カサヴェテス」にて
二十数年前に観てるが記憶ほぼ無く号泣。不思議なことに、本作は『こわれゆく女』の答えになってないか?という気がした。
『こわれゆ…
オープニング曲のplay play play♪ の部分に苦しさがあってウッとなるような感覚になった、当事者感覚からくるセリフがたくさんあり、その発言が一般的なイメージに対するものだったのもあって教科…
>>続きを読むこれは傑作。
まずジュディ・ガーランドと主人公の男の子(ルーベン)が出会う場面の演出、基本的な切り返しと名前を呼ぶ行為で二人の間に確かな絆が生まれたことを確信できる。その後も二人は部屋を退出させられ…
自主制作をはじめるきっかけになったかもしれない本作はカサベテスにしか撮れない映画である。参ってしまった。
母性と父性のせめぎ合いはどちらが正しいというものではなく、本作では一人の博士の見解が核になっ…
傑作。障害児施設で働くことになったジュディ・ガーランドとそこで館長を勤める心理学者バート・ランカスターの話。
まず、ジュディ・ガーランドの所作と子供たちを見つめる眼差しと表情だけで涙腺崩壊。この役を…
知的障害(精神遅延)者の中でルーベンだけは健常者。眼球の動きで判別されるその異物感。ガーランドの寄る辺なきその表情にひたすら胸を打たれる。受け身ではなく自助に目覚めるよう促すランカスターの長男は実際…
>>続きを読む