ずずずっとスクリーンが横に広がって、え、シネスコなんや!と思ったら松竹じゃなくて大映だ
こころなしか撮影が綺麗だった気がする
子どもが一人で義理のお母さんのニットにくるまって甘える練習をする健気さ…
清水宏のシネスコ最高。同一構図の反復から突然90度転換する縦横無尽なドリーに腰を抜かす。向かい合う家屋を利用した前景と後景の180度反転もエクストリーム。クソガキたちの生き生きとした描写はさすがだし…
>>続きを読む神保町の特集で何故か他より人が入っていた清水宏の遺作、何か既視感があるなと思ったら次郎物語の後半を重点的に描いたような作品になっていた。
死んだ母親の手前どんなに優しくても継母のことを新しい母親と…
「あー、うまい」
淡島らしい母をはじめその芝居らしさや、作文からの終わり方に、小関の音楽(この人は器用なのでまったく違うのもつけられたはず)、感傷的なのがわざとらしく感じてしまうというか、これはこ…
@神保町シアター
清水宏監督の遺作。
母を亡くした少年、道夫。彼の父親は水上バスの運転手で、近所に住むおせっかい焼きの豆腐屋の旦那から再婚話を持ちかけられている。その相手は淡島千景。
淡島千景は…
神保町シアターで「母のおもかげ」を観たんだけど半分以上泣いていたので今目がしんどい。子役2人が全然可愛くないんだけど、だけどむちゃくちゃめんこかった。1959年の日本の暮らし(家族)を見るのも楽しか…
>>続きを読む演出力に脱帽。
妹をボコボコの刑に処するドン引きシーンは、しかし、妹がいる自分には身に覚えのある描写(謎の噛みつきをかますところまで)で、ラストのいわゆる泣かせにあたる作文シーンを機能させるために非…
横移動連発。息子の作文を父親が読んでいる(息子のナレーションで)のに、息子以外も同時に読んでいるなリアクションを挟んでいて湿っっぽいと思いながらも、次にポタポタと蛇口から水が滴るショットを入れて時間…
>>続きを読む母を失った少年が見つめるのは形見の鳩と亡き母の写真。一方で、新しい家族である継母を正面から見つめることはできない。全体的に横移動が印象的だが、人物の並行をとらえる縦移動が家族を表象する。ラストの継母…
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