26.7.17 晩菊
元芸者だった人たちのその後のお話。
杉村春子演じるきんは金貸しをしているけどどこかがめつい感じ。
今まで散々裏切られたりして信じられるのがお金だけになっていたのかな。
昔の恋…
元芸者だった仲間たちのその後の生活ぶりをただ切り取った映画。そんな地味な話なのにしみじみ感じ入る渋味がたまらない作品。
主人公のきん(杉村春子)は家族を持たず、かつての芸者仲間に金を貸したり時には…
林芙美子の短編をつなぎ合わせた作品ということで、なんてことのない小話を積み重ねた内容で特段のメリハリがあるわけではないのに、味わい深いというか、率直に面白い。
主演女優陣を観ているだけでも見飽きな…
惚れた腫れたを生業にしていた華やかな芸者時代はとうに過ぎ去り、男にも子どもにも頼らず金貸しで渡世をする杉村春子が主役。
かつての最愛の人との再会時に見せる気分の高揚感と胸の高鳴り、そして訪問の目的は…
「僕にはあんな写真は撮れないよぉ」と言ってたのは女性を描くのが不得手な黒澤明。
この時代、女性たちが主人公の映画を撮らせたら成瀬巳喜男の右に出る者はいなかったんじゃないかな。
杉村春子演じる金貸しの…
2021/1/3
金儲けに目がないきん、子離れが出来ていないたまえととみ、居酒屋を営むのぶ。全員が元芸者で、彼女たちを演じた女優陣が本当にお見事。特に、きん演じる杉村春子の明け透けなさ、たまえ演じる…
乱れるや浮雲などで知られる成瀬巳喜男の作品。芸者上がりの3人の女の話。
成瀬巳喜男の作品を見る度にいつも痛感させられることですが、カメラポジションや編集が素晴らしいのもさることながら、男女問わず人…
高峰秀子著『わたしの渡世日記』に初めて観た杉村春子の演技に「震撼」したと書いてあった。その時デコちゃん16歳。ハンセン病患者役の杉村春子はほとんど背中を向けての演技だったそうだ。「私はうめいた。これ…
>>続きを読む冬間近に咲く晩菊、50代の人生の酸いも甘いも噛み分けた元芸者衆4人のしたたかな生命力をシニカルなブラックユーモアで描く成瀬巳喜男監督の秀作。「結局はカネか!」と相手の甘言に惑わされる事なく冷静に見極…
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