新文芸坐 没後50年成瀬特集
成瀬ファンとしてあえて申し上げれば、辛味大根のようなヒリヒリした味わいや山菜のようなほろ苦さも感じられず味付が少々平凡とは言い過ぎか。
更にもって身の程わきまえず誠に不…
杉村春子ももちろん良いけど、それに対する望月、細川の2人もめちゃ良い。
とはいえ2人でかからなきゃ相手にならない杉村春子がやっぱりすごい。
耳の聞こえない女中に対する適当な手話が可笑しいけど、まあそ…
紛れもない成瀬作品。一瞬のさりげない「どこにいるのか、リル〜」(「上海帰りのリル」51年、作曲:渡久地政信)、モンローウォーク『ナイアガラ』(53年)、ホルモン注射というのも当時の流行りだろうか?更…
>>続きを読む人生から種々の若さの恩典が失われ、迫りくる孤独に直面することを避けるため金を頼む。
最後に望みをかけた昔の恋人に幻滅させられても、金という虚妄にすがることのできる彼女は、死ぬまで痛みを直視する事はな…
貴重な杉村春子主演映画。
この映画は複数の短編を繋げて映画化されているのだが、それに当たって脚色されている点が多い。
この映画の注目点は杉村春子演じるきんの存在だろう。芸者時分には数々の色恋を経たき…
成瀬の中でも特に好き。
元芸者たちのその後。
おじさんのいい話たくさんなのに、おばさんのいい話はなかなか無いんですよ。
杉村春子の素晴らしさよ…
思いを残す元彼、上原謙との久しぶりの再会。帰宅す…