と、前作のラストに祈りを捧げた次がこれである。
パーヴェル・ナザーロフとしてカメラに映る彼の現実或いは人生としての映画。ストリートチルドレンの彼らの写真の中に潜む一片のフィルム。映画であることの宣言…
ソ連崩壊後のストリートチルドレン含む若者に密着したドキュメンタリー。監督自身や前2作で主演を務めたパーヴェルもストリートチルドレン出身であった過去を生かし、現在を切り取る。『動くな、死ね、蘇れ!』と…
>>続きを読むカンヌ映画祭受賞を初めとして世界的に絶賛された「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで生きる」に続いて、A・ソクーロフ、A・ゲルマンなどと同じくロシアのレンフィルム出身の作家ヴィターリー・カネフスキーが完…
>>続きを読むみたいみたいと思いつつ中々機会に恵まれず、とうとうDVDを持つ人と知り合った事で念願の鑑賞。やっぱりめちゃくちゃ良かった。これをドキュメンタリーと言うかどうかは置いといて、とにかく不良キッズフェチと…
>>続きを読むカネフスキー三部作、最終作品。
前二作とは異なり、インタビュー形式のドキュメンタリーですが、これを観る事で前二作の理解も深まります。
冒頭の仲睦まじい老夫婦から連邦崩壊後のストリートチルドレンの生…
「きみはここの人たちが怖くないの?」
『彼らは人間だよ』
「彼らはきみをブチ絞め殺すかもよ!彼らはプロだよ!」
『殺人者、という言葉は何も表さない、ここではわれわれは彼らが本当はどのようであるかわか…
青少年のドキュメンタリーにしてカネフスキーの三部作の最後を飾る作品として相応しい想像だにしない結末。この映画自体は物語ではないもののカネフスキーの軌跡として通して観賞することによって初めて意味を持ち…
>>続きを読む