ヒマラヤ杉に降る雪の作品情報・感想・評価・動画配信

「ヒマラヤ杉に降る雪」に投稿された感想・評価

yuta

yutaの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

第二次大戦から9年後のワシントン州にある島がこの映画の舞台。
アメリカ人の漁師の溺死体が発見され、日系のカズオ・ミヤモト(リック・ユーンさん)が逮捕され、裁判にかけられる。
新聞記者のイシュマエル(イーサン・ホークさん)は、子供の頃人目を忍んで愛していたカズオの妻ハツエ(工藤夕貴さん)のためにある事実を掴むが・・・

戦争が引き裂いた結ばれなかった二人の愛の記憶をシンクロさせながら、物語が進んで行きます。

ハツエの子供時代を演じている鈴木杏さんが、とても可愛くて素晴らしい演技をしています。
chip

chipの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「優しい心をありがとう…」

ラストに工藤夕貴が言うこの言葉が、雪が舞う中で温かく響いていました。
フォロアーさんからのおススメで鑑賞、とても美しい作品でした。



日本からの移民たちが多く暮らしていた島で…
ヒマラヤ杉が生茂る森の中で
走り、遊び…
愛し合うようになる、
白人のイシュマルとのハツエの姿が、とても瑞々しくて美しかった。。鈴木杏ちゃん、この時12歳なんですね〜素朴でかわいかったなぁ〜


戦争が起こり、真珠湾攻撃があって…村人の日本人に対する目つきが変わってくる。
日本人の強制収容所があったこと、ここで初めて知りました。
今まで一緒だったスクールにバス乗る日本人生徒が居なくなって。
すっかり変わってしまった世界…
ふたりはきっとそう思ったでしょう。
コロナ禍の今も、そんな風に感じること、ありますが。


別れ別れになって大人になったふたり、工藤夕貴とイーサン・ホーク。
あー、当時
工藤夕貴のハリウッド挑戦、って話題になった映画でした。
英会話も猛特訓したとか…
流暢な英語で、耐え忍ぶ日本女性、すばらしい演技でした。
「ガタカ」の2年前のイーサンは、シュッとしてとてもカッコよかった〜♡
ハツエの夫にかけられた殺人容疑の裁判で再会したふたりでした。
検事が陪審員に向かって言います。
「アメリカ市民としての義務を果たしてください」
真珠湾攻撃した日本人だから犯人に違いない、と決めつえていた、
悲しい人種差別。。

対する老弁護士が言った
「人間の良心と品位において
陪審の務めを果たしてください」
必死の訴えでした。。


法廷で
証拠を集めて示したイーサンに、
傍聴していた日本人が皆深々礼をするシーンにはグッと迫るものがありました。


彼女と夫、子どもの
笑顔を見ながら
法廷を去るイーサン…
外は吹雪でした。
そして駆け寄った彼女が
「優しい心をありがとう」
と言って大きなハグ!
ラストも秀逸です。



全体的に、色味を極端に抑えた画像…
それもまた美しかったです。
daisy

daisyの感想・評価

4.2
ワシントン州の小さな島で起きた殺人事件の容疑者として日系人のカズオが逮捕され起訴される。

ただの真相を突き止めるミステリーもの……かと思いきや!?!?

そこには第二次世界大戦当時の白人社会における日系人の扱いなど、歴史的事実も描かれていて胸が締め付けられるような人間関係が見えてくる。
カズオの妻、ハツエは裁判をきっかけに幼馴染で戦争前は恋仲だったイシュマエルと再会し……?
当時の白人と日系人の恋愛模様なども描かれている“ヒストリカルフィクション&ロマンス&ミステリー”です。

原作も読ませてもらったけど、なんといってもワードチョイスが美しい。雰囲気が美しい。タイトルも美しい。切なさで胸が締め付けられるような映画です。
花芽

花芽の感想・評価

4.0
自分用


日系アメリカ人への大戦後の偏見がテーマの映画。
日系と白人間の軋轢に挟まれた淡い恋なのがよかった…
めっちゃもどかしいけど終わり方がすごく好みでした

主人公のイシュマルの少年時代を演じてるリーヴさんを目当てに見ました。
今と変わらんな…とびっくり

あとオン眉好きなのでハツエちゃんが大変可愛いかった
マークし忘れ。中学生の時にセルフイーサン・ホーク祭りしたときに見た。
subrosa

subrosaの感想・評価

3.5
鈴木杏が出ていなければ、この作品の魅力は半減していたと思う。
犬

犬の感想・評価

3.2
骨董品

ワシントン州北西部に浮かぶ、小さな移民の島
幼い頃、アメリカ人少年イシュマエルと日系人の少女ハツエはヒマラヤ杉の洞で愛を育んだ
だが、2人の愛は太平洋戦争の勃発と共に打ち砕かれる
強制収容所へ送られたハツエは、同じ日系人のカズオと結婚する
そして、戦後のとある猛吹雪の中、2人はハツエの夫カズオの裁判で再会する……

裁判と過去とが描かれる

ロマンスがなんとも

戦争
運命を翻弄しますね

雰囲気ある

日本人も多数出演

英語話します
鈴木杏が可愛らしかったです
モノクロームのような、色の少ない画面の中で、ハツエ(=工藤夕貴)の紅い唇がとても鮮やか
時系列が、映画の中でかなり行ったり来たりを繰り返すので、リズムがつかめるまで若干混乱するけれどストーリーが分かり難い訳ではなく、

幼なじみのイシュマル(=イーサン・ホーク)とハツエの、時代故に結ばれない恋を軸に、日系移民への人種差別を、差別する側の意識も、人権派の公正で正しい選択をしようとする言葉も丁寧に描かれている

弁護士の、陪審員に語りかける場面がとても良かった
と、幼い二人の密会のシーンが可愛い
鈴木杏ちゃん、子供の頃から可愛い!
けど、このシーンに幸せの予感はあまり感じないんだよなー、そりゃそうか、冒頭で二人の関係は明かされるもんね

映画の登場人物が「雪は美しい」と言うのだけれど、この映画の雪は、暗くて重苦しい景色を更に強調するように感じられて、テーマもテーマだし辛い…と、思っていたら、、、

ラストが😊
観たあと気持ちが明るくなる様な、あと味の良い映画だった
moet

moetの感想・評価

3.8
😫😫

もう一度ハグさせてくれないかって
戦後初恋の人に会いに行くイーサン・ホーク。ロマンチックなテイストが似合うな〜〜しかも相手は日系〜〜ヒィ〜〜😫

私はもう既婚者なのって彼女。

いやっ..おまえは.....!!!!
ハグくらいさせてやれや...!!!死ぬ思いで会いたくて帰ってきたんだよ!!!!!!
心中穏やかではない。

差別とかもあってそれも切ないんだ〜😫裁判で日本人の美徳を馬鹿にするアメリカ人弁護士

彼女と、彼女の大切な家族を守りたいイーサン・ホーク。
ラスト。あ〜〜〜〜!!!!😫😫
もし台詞なくても静かな映像と音楽だけでもずっと見ていられる、伝わるものがあります。子ども時代のピュアな気持ち、移民のつらさ。イーサン・ホークの目が物語る心が、しんしんと降り積もる雪のようでいいんだぁ。