この映画は身につまされた。中年男の自立の物語だから。
妻への依存、仕事への依存、親への依存、女への依存、それらを全て失った後に残るものは。
仕事仲間と元妻、親と恋人、その確執。それらが、次第に交錯し…
日常の中のドラマティック、幻想文学の味覚。演技する脚本家と書かせる役者、本当に人は皆登場人物なのかもしれないね。だれも未来のことは書けないけれど過去のことは書ける、その登場人物が自分(自身)を見て現…
>>続きを読む演劇を見ているような気分になる
大林宣彦はんぱねえなまじで
ただの高層マンションも大林宣彦が撮るとなんか大林宣彦っぽくなるのはすごい
この映画も話はまあまあだけど大林宣彦がガンガン来てるおかげで…
クライマックスには賛否両論あるが、これぞまさしく大林ワールド。
主人公が死んだはずの両親と出会う場面は涙なしでは見られない。
ただそれだけでは甘ったるい映画になったろうけれども、ここに桂との絡みが加…
主人公がお盆の時期、両親など、死者と交流する不思議な体験をする話。
風間杜夫が、幼くして失った両親がいる浅草へ、魂を抜かれるというリスクを払ってまでも、楽しくてどうしても会いに行ってしまうという場面…
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