思いっきり西部劇へのオマージュをささげつつ、戦争の愚劣さをダイナミックな演出で描いた快作。
大久保という見習士官の死に疑問を抱いた荒木という従軍記者。
彼はその真相を探るため、軍隊の中でもどうしよ…
1959年。
岡本喜八 脚本・監督作品。
戦争映画なので、当然悲惨なシーンはある。だから面白いと言っては不謹慎だが、エンタメ作品として良質だ。
何と言っても、主人公・新聞記者を名乗る脱走兵役の佐…
いやー面白かったです。
岡本喜八監督2作目ですけど、すごく面白いです。
今作は特にエンターテイメント。いまでこそハリウッドではきちんとエンタメしている作品なんて珍しくないですけど、当時こんなに洗練さ…
今時の戦争映画とは一線を画す熱量。
岡本喜八監督、脚本だけあって漢だらけの戦争を舞台にしたミステリー。
三船敏郎、鶴田浩二の2大スターが脇役とは。三船に至っては狂った上官役、鶴田は馬賊で変な日本語を…
大陸を舞台にした日本軍戦争映画ではあるものの、話の屋台骨にあるのは、謎の新聞記者が戦火の中で起こった心中事件の真相に迫ろうとする話。
戦争という人の命が限りなく安く、道徳観が欠如する状況において"個…
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2023-024 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋岡本喜八による『戦争』×『任侠』×『西部劇』の良いところ取りのような作品!!…
コメディでも拭いきれない戦争の混沌
「日本で西部劇は可能か?」という問いに挑んだ映画であることはすぐに分かる。満州の荒涼とした大地を駆け抜ける馬、男たちの友情、明確な敵、血なまぐさい恋愛模様など、…