とにかく斬新な映画でした。
メインは戦車兵の若いイスラエル軍兵士4人の戦車内での様子。
外部の状況は戦車内のモニターのみで表現していて、特にアップにしたときの民間人の表情や動物の表情が印象的でした。…
『存在のない子供たち』のパンフレットにこの映画に触れる文章があったので借りてみました。
戦車のスコープ越しの戦争という手法は、戦線の極限状態を現すことに成功していたと思う。
でもイスラエル兵の視…
戦車外からのショットがほぼなく、現在の状況や居場所すらも鑑賞者は分からない、という一見駄目な演出が、しかし不明瞭な戦争の実態をこの上なく表現している。ドンパチやらないのは構わないが、いわゆる密室劇的…
>>続きを読む突然戦闘終了、
のラストシーンは好き。
させられているだけの戦争、
を表してるのかも。
全編通して、
何故だか言い訳がましい。
カメラにあざとさを感じてしまうからなのかな。
特に新機軸のス…
カンヌで金獅子賞を取った戦争作品。
戦車の中にいる4人を軸に、戦車の中から見た戦争を描いている。
視点は面白いが、派手なアクションというよりは4人の心理状態の描写に重きを置いている。監督が実際に戦争…