幼い頃に母に捨てられ離れて暮らしたことにより母との心に溝を感じ、あまり関わらずにいた洪作が父の死と母の認知症が進行したことにより母との関わりを深め過去の出来事と母の想いを知ってゆく。
娘の琴子が母(…
樹木希林の認知症の役が感動するくらいリアルで、あの演技を見れただけで観た甲斐がありました。
私の祖母も認知症なので、本気か冗談か分からない発言は本当にあるあるで、宮﨑あおいが怒るシーンなんかは「分か…
いきなり小津の『浮草』とか言っても詮無きこと。トボけてるのかボケてるのか分からないキャラクターって認知症の症状か否かその境界が曖昧である。ここぞという時に明晰な母・樹木希林と三女・宮崎あおいは世代を…
>>続きを読む◆あらすじ◆
1959年、東京に暮らす小説家の伊上洪作(役所広司)は父の見舞いに故郷の伊豆に帰った。実母の八重(樹木希林)に捨てられたという想いがある洪作は八重とあまり接していなかったが、父の逝去、…