東京湾/左ききの狙撃者 東京湾の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『東京湾/左ききの狙撃者 東京湾』に投稿された感想・評価

4.4

これは知られざる名作!京都国立近代美術館の「日本映画と音楽―生誕100年 芥川也寸志」の上映会で鑑賞。戦後の東京を舞台に、前半は刑事捜査を中心に淡々と展開、後半は犯人と対峙し、戦争の痕跡や白痴な妻の…

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akrutm
4.0

ある射殺事件を追う刑事が、かつての戦友である左利きの狙撃兵と再会することで捜査と友情の狭間で葛藤する姿を描いた、野村芳太郎監督のハードボイルド・サスペンス映画。俳優である佐田啓二の第1回企画作品らし…

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「『左ききの狙撃者 東京湾』の題名から狙撃犯と刑事の東京湾を舞台とした攻防を、アメリカ映画の「パニック・イン・スタジアム」風のイメージの作品かと思うと?!」

ネタバレありますよ😅

野村芳太郎監督…

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野村の得意な捜査もの。容疑者(佐藤慶)を泳がしていたら殺されてしまったり、サスペンスの積み重ねが巧い。佐田啓二の企画だが、出演はしていない。
2.5
企画:佐田啓二というのが興味深い。
社会派映画っていうのかな、暗く哀しい話だね。夫の帰りを待つ頭の弱い若奥さんはこの後どうなるんだろう。
AONI
3.5
いかにも戦中派らしい、叩き上げのシブとい刑事。こんな役柄を演じさせると西村晃は無敵。

驚異的な復興を遂げた東京で再会した、戦後の変化の荒波に乗りきれなかった男2人・・・この結末はかなりショッキング。

これは凄い。わずか82分にぎゅっと詰まった人間ドラマ、悲哀。
殺人事件を追うの刑事ものだが、オープニング映像から東京の街が持つ迫力と入り組んだ人間関係の見せ方、キリキリとしたミステリ、テンポの良さが…

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A
4.0
主演は西村晃といっていい。親友・玉川伊佐夫とのシーンの緊迫感には釘付けになってしまった。
光がチカチカする演出が苦手な人は、体調に気をつけながら観たほうがいいかも。
小林
-

白昼堂々車内にて運転手が何者かの手により射殺された。じつは殺された人物は、麻薬組織に潜入する囮捜査中の刑事。澄川(西村晃)は刑事の勘で捜査する内に、かつて戦場で自身の窮地を救った井上(玉川伊佐男)と…

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Gocta
-
麻薬取引に絡む殺人事件を捜査する刑事が、事件に関わっているらしい戦友を追う映画。非常に良くできた作品。

最後のシーン、とても好き。西村晃の代表作の一つだと思う。

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