このレビューはネタバレを含みます
昨年末に見た、「十一人の賊軍」がおもしろく、時代劇をいろいろ見てみようと思って、以前録画していた本作を鑑賞。
冒頭の寝込みを襲う場面から、映像に引き込まれた。主人公の出生の秘密など設定はいいのに、…
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市川雷蔵と柴田錬三郎だと「眠狂四郎」を思い出す。市川雷蔵かなり好きな俳優さんなんですよね。出てる映画けっこう見てるけど、本作は初めてです。
妹役の渚まゆみが可愛いだけど、声の感じ?喋る感じが独特で…
監督 三隅研次
脚本 新藤兼人
制作 大映
三隅の市川雷蔵を主演とした「剣」三部作『剣』『剣鬼』に並ぶ本作。『子連れ狼』シリーズは海外での人気も高いみたい。脚本の新藤は日本インディペンデント映画の…
これほど冒頭からバキバキにキマっているのも珍しい。画面四隅の対角線上に顔を位置する構図を初めて見たのだが、あまりの刹那的な美しさに思わず息を呑んだ。まるで避けるチーズの如く縦にひらりと一刀両断するシ…
>>続きを読むストーリーが粗々の大根斬りなうえ、展開の繋ぎが悪いと感じた。襖をぐるぐる開けて回るシーンは殿への信仰の厚さを語ってるんだろうが、ワタシには鬱陶しいだけだった。侍の世界の非常さなんて微塵も感じなかった…
>>続きを読む15
哀しい侍の一生
殺陣は迫力あるけど、切った時の効果音は元々無し?
60年前の作品だから仕方ないけど色々と迫力に欠けてた。
話がかなり駆け足気味だから感情移入しずらいし、もう少し長くても良か…
1962年に公開された三隅研次監督の映画で71分のカラー作品。展開が早く飽きない内容で、明るい冒頭から、怪奇性と暗さを帯びた後半にもスムースに移行し、ラストは唐突とも感じられる終わり方。1962年に…
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