死ぬまでに1回は観たいと思っていたので本日観終えたこと大変嬉しく思っております。
壮大さや戦争の悲惨さはもちろんのこと、フランシス・フォード・コッポラ監督がゴッドファザーで手に入れた資産を投じてまで…
彼は彼の正義のために、使い捨てで終わらないためにこうするしかなかった。
正義と悪の二項対立はあくまでもある視点からでしか測れないこと、イデオロギー同士の戦いでは、その最大の悪をたとえ倒したとしても…
このレビューはネタバレを含みます
67年から始まったアメリカン・ニューシネマの再見の旅も、79年、最期の年と相成った。
78年の銀河の戦いや宇宙人との交信(若しくは)スーパーマンへの時代の潮流を押し退け、(消失したと思われていた)…
ワーグナーとナチスは深い関わりがあるので、敵国の空軍がワーグナー流しながら向かってくるシーンは私まで震え上がりました…。
今まで観た戦争映画の中でトップレベルにゾッとしたシーンでした。
フューリーの…
戦争という状況下での人間の狂気。
一見みんな普通の人間で、理性的にすら見えるのに話が進んでいくにつれてその異常性が見えてくる。
どちらかもいうと淡々とした展開だが、飽きないし目が離せない。
人が死…
自分が怖くなるほど無の感情で見入っていた。
きっとこの映画の全てが非日常で、人間の道徳の範囲を大きく逸れていたからだ。
こんな世界私には耐えられない。
私の許容範囲の向こう側にある世界だった。
冷…