わが恋せし乙女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『わが恋せし乙女』に投稿された感想・評価

うどん

うどんの感想・評価

3.9

血の繋がりのない兄妹。兄はある祭りの夜、想いを告白しようと決めるが…

日本昔話を彷彿とさせる始まり方。

孤独な戦地で妹からの手紙を受け取るたびに気持ちを深めていったのだと考えると切ない。

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46年、モノクロ、スタンダード。木下恵介監督。

牧場の広い景色を生かして、ロングショットや、画面を人物や動物が横に移動したり、縦に移動したり。カット割や切り返しで被写体に近寄っていく。とても丁寧で…

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僕は担架で運ばれながら、其の時はもう意識も朦朧としていたんですけども、それでもあの青い空の色だけは判切と覚えているんですよ。あの色に魅入っていたら傷の痛みなんか忘れて仕舞って、沁沁と安らかな気持ちに…

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切ない...お兄さん良い人と出会ってほしい。全編に渡って繰り返される謎の歌。
お

おの感想・評価

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かなしいほど清々しい
特に祭り帰りの馬車のシーンがよかった
疾走に飲み込まれてた
エロすぎる。。。すごい!
zokoma

zokomaの感想・評価

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この時代の映画にしては非常にロケが多く、敗戦から1年足らずの日本の山村の風景が新鮮。ネオリアリズモみたいなタッチと陽気な音楽(ミュージカルみたいなシーンもある)はいささかちぐはぐだが、それが却って面…

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yyy

yyyの感想・評価

3.3
切なさのうまいこと!

ストーリー的にはなんでことないんだけど

誰でも一度はある、あの絶望的な気持ちを思い出させてくれます。

全員いい人。
wada

wadaの感想・評価

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男性同士のケア、泣く男性、女装する男性(祭事のシーン)、男性を見つめる男性、男性を追いかける男性、足が不自由な男性、この辺の描写が異性愛の物語の中にさりげなくちりばめられてるのが木下恵介って感じだ …

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ほろ苦いが心地よい失恋センチメンタル映画、結構好きな佳編。浅間山麓の牧畜農家、吹き渡る風と広く大きな空が戦後の開放感とのびのびした空気が画面一杯に感じられる。その農家に捨て子として拾われ育った娘ヨシ…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.4

【1946年キネマ旬報日本映画ベストテン 第5位】
木下惠介作品。兄が妹に恋する、というプロットを聞くと「許されざる恋」に悩むような感じがするが、そうではなかった。

まず妹とはいっても捨て子であり…

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