炎のごとくに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『炎のごとく』に投稿された感想・評価

4.7

脚本・監督は、加藤泰氏。
ワタシには緋牡丹博徒シリーズの監督で、
プログラムピクチャーの監督ト云う
イメージを持っていたが、
この作品を観る限り、めちゃめちゃ作家性のある監督さんだと云うコトが分かる…

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雪国でけがをした仙吉を助けてくれたおりん。仙吉は、この女を幸せにして見せる。親分との盃も、受ければおりんは二の次になるからと断る。そのおりんはまた、仙吉を庇って死ぬ。新選組の行動を背景に、男の生きざ…

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5.0

動乱の幕末の大阪、京都で新撰組の影でとことん人間くさくてエエ男な菅原文太!
倍賞美津子はもちろんのこと、女達もみな色っぽくてよい女たち。討ち入りのシーンもああいう目線で撮られるのも新鮮。
佐藤允の近…

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otom
5.0

時折何言ってるか分からないレベルに興奮する菅原文太の熱量に尽きる。男子たるものこうあるべきと、倍賞美津子ほか主要女優それぞれの美しさの引き出し方が上手過ぎる。幕末動乱の渦中にて男の人生の掛けの失敗に…

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SW326
5.0

加藤泰監督、劇映画の遺作にして大傑作。
主人公、会津の小鉄(仙吉)が成長とともに経験してゆく様々なエピソードを見せ場の連続で描く大河ドラマ。

もちろん男と女のであいに始まりローアングルのキャメラア…

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4.5

このレビューはネタバレを含みます

最後の主人公の台詞「おりん、また、わいは賭けるで!」には只々ポカーン…。(´⊙ω⊙`)

公開時、批評的にも興行的にもスカタンに終わった加藤泰の最後の劇映画。(実質的な遺作は『ざ・鬼太鼓座』だが)。…

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思わずため息を漏らしてしまうほど美しい「行書・草書」に遭遇した時のごとく

加藤泰
「炎のごとく」

現在は文書を作成するのにスマホひとつあればあらゆる書体を変幻自在に操作出来る便利な世の中です。

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菅原文太の雪山絶叫登山から始まって、青姦セックス、大名行列を強引なパンフォーカスで繋げたカットにどどーんと「監督 加藤泰」の文字。なんだか分からんが凄い。そんな感じで2時間半突っ走る加藤泰の集大成。…

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mrhs
4.7

これは新文芸坐の大スクリーンで観られて良かった。

青山真治曰く「(加藤泰の演出は)この男はこういう男、この女はこういう女だって、凄い腕力で(俳優から)引き出している感じがする」とのことだが、まさに…

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さっ
5.0

監督の演出の極致なのでは。文太の信じられん熱量。仮借なき暴力描写(ただグロいとかそういうことではなく)。倍賞美津子が殺されるシーンは本当に怖い

中村玉緒が喋ってるときに背景が白くとぶのとかよくわか…

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