黒沢作品を初めて見た。
ファーストインプレッションとして、まず半世紀前の日本人の表情や動きをみられて感動、そしてイントネーションや間に現代には無い独特のものを感じた。なんというか抑揚があるというか大…
モノクロなのに圧倒的な本物感がある。
三船敏郎の俳優としての圧がとんでもない。
素人から見ても名優なのがビンビンに伝わってくる。
冒頭のシーンからそうだったんだけど、
この時代の映画が故に大声出し…
冒頭にて枝を空に投げて落ちた向きで行先を決める無法者スタイルの元祖か?野良犬が人間の手を咥えて通り過ぎる掴みの良さやベッケルばりの往復ビンタ。人を斬る際の効果音がないことのオーガニック感。黒澤明は1…
>>続きを読む加東大介(コミカルな、死体桶を一緒に担いでしまうヤツ)が好きです。無機質な気分屋と思わせて、中盤から終盤までの人情味のあるシーンの連続で魅力激増しの三十郎。ウェットになり過ぎず最期サラリと去っていく…
>>続きを読む異口同音にホメられる/ケナされるものには漏れなく逆に行きたくなる因果な性分なんですが、この作品に関しては……。
完璧を期したというより隙や穴の多さを屁とも思っていない(excuse my langu…
レビュー2500作直前・映画温故知新シリーズ④
黒澤明の代表作。観ていたけど書いてなかったので、今回改めて観てみました。
黒澤映画の中では1番気楽に観られる、エンタメに思い切り振り切った映画だと…