他の年代の作品は鑑賞済みで、改めて1番最初の作品を鑑賞。
途中途中の少女たちの健気さと笑い声がむしろ悲しみを深くさせる。
ラストは昭和映画らしくあっけなく終わるが、人の死は映画に似て時に恐ろしいほど…
昭和100年映画祭の企画としてYouTubeにて期間限定公開されていたので友人と視聴。
つらかった。しんどかった。戦争はよくない。本当によくない…。
晴れ間や水浴びといった、戦禍の中で本当に貴重なひ…
今井正監督、水木洋子脚本。沖縄戦で看護婦として前線に立った、ひめゆり学徒隊の集団劇の力作。設立間もない弱小映画製作会社であった東映を飛躍させた大ヒット作品。今井は49年に「青い山脈」で、そして本作と…
>>続きを読む【1953年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『武士道残酷物語』今井正監督、水木洋子脚本の作品。ひめゆり学徒隊の悲劇を描いた実話もので、1982年には同監督、同脚本によりリメイク版も製作された…
ひめゆりの塔は4作品以上はあるようだ。
この作品が一番古いと思う。
吉永小百合主演の1968年度版は見てる。
時々響く若い女の子たちの歌声や嬌声とどんどん敵軍の攻撃が激しくなり包囲され、凄惨なラス…
当たり前だけど、全体的な見やすさは吉永小百合主演のあゝひめゆりの塔の方が見やすい。
だけど、戦後10年もしないで作ったというのが凄いだけじゃ表現しきれない重みがある。
最初の方で「(本土のために)…
ドラマ性はほぼ無く、沖縄戦の中で女学生と引率の教師からなるひめゆり部隊の悲劇が淡々と描かれている。時おり女学生らしい女の子同士ではしゃぐシーンなど、これからの彼女らの運命を思うとより哀しい。
戦後ま…
このレビューはネタバレを含みます
終戦からたった7、8年でこの作品を作って公開したことに、まず驚嘆した。
実際に戦争を知っているスタッフ(キャストもか?)が作っているからこその、半端ないリアリティが伝わってくる。
日本国内で唯一…
あの悲惨な戦場でも彼女たちの若々しさはずっと色褪せない。
さっきまで普通に会話してた友達が一瞬で二度と話すことの出来ない存在になってしまうというのは、到底想像がつかない。つくわけがない。
戦争は惨…