なんとなくフィンランド版『3-4x10月』って感じがした。
マッティ・ペロンパーが登場したあたりからの「おお……おお??おお!」というギアのかかり方が『3-4x10月』の北野武登場シーンっぽい。
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主人公が牢屋に入ることになって、同室の先の囚人とはじめて顔合わせしたときの相手とのやりとりが面白い。先の住人が無言でタバコを投げ渡して、新入りが1本もらって投げ返す。ライターも同様に。タバコを吸うな…
>>続きを読む炭鉱の閉山で失業した主人公カスリネン(トゥロ・パヤラ)に父親が「ここに住み続けていても・・・」と車の鍵を渡し、自分はそこで自らの命を絶ってしまいます
男は、ずっと南の都市ヘルシンキを目指します(えっ…
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労働者三部作、その二作目。
前回から主人公は変わり、物語そのものに繋がりはない。一作目と同じ俳優が出演していてややこしいが、演じる役は別人で、どうやらクロスオーバーというわけでもなさそう。
(カウリ…
通勤鑑賞598作目。
打率3割映画監督として認知している、アキ・カウリスマキ監督作品を観る。
流石、打率3割監督だけあって、シンプルなお話だが、退屈はしない。
この監督の作品は、最小限の登場人…