暴悪
カラッとした演出で抑圧された環境を描いている分、ストーリーが進み二人の「懸命」さが明確になってくるほど虚無感が大きくなっていった。
成しえたものがないワンダが抱える多くの問題は明瞭。
“Mr…
貧困から男性に委ね、消費されるしかないワンダが気の毒。セーフティネット必要だよなぁ。あと、ああいう風にしか接することが出来ない男も気の毒。ラジコンのシーンが印象的だったな。ワンダ、草原の輝きのお姉ち…
>>続きを読む50年以上前に女性監督がこういう映画を撮っていたっていうのがすごい。
主人公は自分の子どもにすら無関心で、生きていくことにすら何も感じてなさそうに見えるけれど、そういうふうにしか生きられない人はい…
TFさんのレビューで気になった作品🤩!バーバラ・ローデンの初主演映画にして監督としてのデビュー作、かつ彼女にとって遺作となった作品🥺🙌1970年にヴェネツィア国際映画祭で受賞し絶賛されたらしいけど…
>>続きを読む自分の好みゾーンからはギリギリ外れたが「幻の傑作」と評される理由はよくわかったし、ジョン・カサヴェテスの映画が好きな人とかならドハマりしそうな一本だなと思える。ストーリー命な自分なんか門前払いするよ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
映画館で鑑賞。
主演かつ初監督にして遺作で、かつ幻の作品で、なんかすごいらしい (我ながらバカの書いた文章だ)。監督のビジョンが拙さも含めてクリアに表現された映画で、いかにもミニシアターが好きそうな…
このレビューはネタバレを含みます
あまりにも意思がなくて無力でつらかった。
近くで人が殺されてる事にも気づかず、男についていったら共犯にされ、力になれたかと思えばそうでもなく、また違う男に捕まって人形のように寝かされて。森の中を走っ…
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