ある我儘な大物役者が癌を患ってからの人生を、伊丹十三監督が描いた作品です。
この時代にはきっと、いま当たり前のことが当たり前ではなかったことでしょう。
患者への癌の告知、家族への対応、延命治療の是…
おばあちゃんを介護している時、
ずっと思ってた
召された方が幸せなんじゃないかと
生かされているだけが本人にとって
幸せなのか…ただ、家族としては生きていて欲しい、存在しているだけでもいい
そうい…
末期患者の三國連太郎と医師の津川雅彦のやりとりが見応えある。
オーケストラと般若心経のコラボがなんかもう無意味に壮大で力技で押し切られた感じ。いい意味で。
臨死体験の安っぽいイメージもよかった。夢み…
1993/5/29
配給 東宝
死をテーマに、伊丹監督の中では壮大な世界観で作られている。でもコメディとしてしっかり見れた。
ラストの般若心経は圧巻。
物語と劇中劇とメッセージが一つの喜劇として融…
夫婦ともに末期がんという設定での映画を撮っていた監督が進行胃がんという事が判明して、、という作品。
背景は20数年前のがん治療で、「インフォームドコンセント」や「ターミナルケア」、「医療用麻薬によ…
タイトル通り、大病人の話。
コメディータッチに生死を考えられる作品だった。身内をガンで亡くしてるので終盤は感情移入して自分の経験を思い出して泣いた。笑いながら泣かせる感じ。それってすごいよね。
医…