牝犬の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『牝犬』に投稿された感想・評価

フリッツ・ラング「スカーレット・ストリート』のリメイク元。ラング版の緊張感と運命へ導かれる感覚とは裏腹に、大雑把な省略によって事態が進行する。しかし、嫌な話だこと。フィクション性を強調する顛末がブラ…

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4.0

人物の感情起伏やヒロインの魅力も薄いが、ラングとは別物で面白かった。
景観を見せず小便のような音だけで水流(河辺という舞台)を表象する冒頭、バーでの窃盗計画から時計に行き着く凄まじい音の繋ぎ、殺害場…

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4.0

その1作によって、フィルモグラフィ全体を貫いているものが一気に紐解けることがあり、この『牝犬』も僕にとってはそうした作品に数えられる。

映画がサイレントからトーキーへと移っていく端境期の1931年…

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物語がどんな風に動いていくか予想がつかず、最後も意外なところに着地する。カメラワークが面白かった。
3.3
前半は結構楽しんだけど

後半からちょっとよく分からない。

牝猫
がタイトルなのかと
なぜかずっと思ってたら

犬だった←バカ

おっさんの恐妻が
ギャーギャー喚くとこ
聞いてるだけで怖い
フリッツ・ラングの終生の傑作『スカーレット・ストリート』からノワールのキレを一切廃した弛緩を文芸的だとありがたがる感性は残念ながら持ち合わせていない。

木村花さんと濱口竜介の対談や書籍などで紹介されていたので視聴。
たしかにラングの方よりもすっきりとした構造にはないが、これはこれで面白い。

26年撮影のメトロポリスからたった5年でエピローグみたい…

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原題『La Chienne』 (1931)

監督・脚本 : ジャン・ルノワール
撮影 : セオドア・スパークール
編集 : マルグリット・ルノワール
出演 : ミシェル・シモン、ジャニー・マレーズ…

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ああ無情。人間ってやつはどこまで行っても哀れな生き物。最後しっかり劇幕が降ろされて最初の人形劇を思い出す、はっ、映画だった!これがトーキー一発目はめっちょヤバいだろ、ルノワールさんヨ!
八月
5.0

うわーーーー!!!!!なんだこれ!!!!!!はちゃめちゃに面白かった、ぐえーーー
冒頭の人形のビジュから魅了され、ラストまでずっっと飽きずに面白かった、動悸すごい
悲劇でも喜劇でもなく、道徳や教訓を…

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