フランス、エリック・ロメール監督の四季の物語、夏の章。
南仏の海辺のバカンス場にやってきた1人の青年。
孤独の影を持ち、ギターを携えて、恋人と落ち合う為に船をおりるのですが、恋人はなかなか現れない…
舞台はブルターニュ地方の海岸。ほぼ全シーンが海辺で、波音がずっと聞こえている。
波音をバックに男女が話している(或いは歌っている)だけの、なんとも滑稽洒脱な会話劇。
3人の女性に目移りして、モテ期…
優柔不断くんは最後まで変わらずだけど、何故か憎めない。女の子たちも彼を振り回すけど、また憎めない不思議。みんなしっかり意見を持って言えるのがすごい。
マルゴ(ポリーヌ!)の、海と太陽の似合うこと。…
どっちだよと叫びたくなる瞬間が多々あり
主人公、器用なんだか不器用なんだか分からない憎め切れない絶妙なバランス感がすごい。
海賊の娘の歌とか最終日の一連の電話とかとてもユニーク、本当に面白かったな
…
四季シリーズ
神経質そうなガスパールの部屋に
oasisのポスターが貼ってあり
特に当時は世界中のロック少年、青年の憧れだったのかなーと楽しくなる。
海辺のポリーヌでは
当時のカメラの性能のせい…
©1996 Les Films du Losange