「午前十時の映画祭」でプレミアムスクリーンで鑑賞。子どもの頃、家族がテレビで観ていたのを横から観ていた記憶があって、ストーリーは分かっていたけど、しっかり観たくて。
加藤豪や丹波哲郎、笠智衆、島田陽…
難事件の結末ははたして宿命なのか。
今回は昭和の名作に触れる。
俳句好きのベテラン刑事今西と食べ盛りの若手刑事吉村により迷宮入り間近の難事件の県外捜査は続く。
前半部は捜査のため津々浦々、古…
すごい演出、演技、豪華すぎる俳優陣。
前半は旅物としてものすごく楽しい。
無駄足捜査も含め、各地の駅、村が映り電車が映る。
鉄ちゃんの私としては特急まつかぜや木次線の登場にたまらんとうなりっぱなし…
松本清張って本当すごい、となる映画。
昔見た時は、辛い過去から逃げるために仕方なく犯した犯罪という印象だったのだけれど、大人になって改めて鑑賞したら、やっぱり人間には超えてはならない一線があるし、…
父子の別れといった人間ドラマ的な要素やハンセン病患者への差別といった社会問題を取り扱っており、サスペンスの域を超えた重厚な作りになっている。島田陽子の美しさと終盤の壮大なピアノの演奏シーンが印象的だ…
>>続きを読む笠智衆さん大好き〜
日本人の不寛容は、ハンセン病の頃もコロナの時も変わらない。自分も感染するかもしれないという恐怖は理解できるけど、追い払ったり石投げたり、見ていて辛かった。もう少し緩く共存できな…
橋本プロダクション