捜査で転々とするミステリー好きかも
占星術殺人事件も好きだったし
お陰で昭和の日本を堪能できるし寅さんにも会える
音楽も良くて、シャインぽい……
しょうがないけど戦災後の戸籍再製ってそんなガバガ…
午前十時の映画祭のイベント「砂の器」先行上映。
「砂の器 映画の魔性」の著者 樋口尚文さんのトークショー付きで鑑賞してきました。
監督 野村芳太郎、脚本 橋本忍、音楽監督 芥川也寸志、主演 丹波…
午前十時の映画祭10FINAL、13本目は「砂の器」。
号泣しました。
小説やドラマ版と違って登場人物を絞ってあり、犯人探しよりも和賀英良の謎に集中できます。
セーフティネットの無い時代の日本で…
素晴らしい作品を観たあと、幸せな気持ちで満ち溢れるか、なんだか死んでしまいたいような気持ちになるか、の、どちらかになる。そしてこの作品は後者だった。
何も言えない
何も言葉が出てこない
思い出して…
映画にしかできないこと、これだ〜…
脚本がおもしろい映画というのは結局本で読めばいいのでは?というのがあり、なぜ映画なのか、ということをよく考えます。
こちらは、脚本がめちゃくちゃよく練られた完成度…
脆く儚い小さな器…
午前十時の映画祭ファイナルにて!
夕暮れの砂浜で子供が独り作る砂の器。
3つ並べられた内の1つが崩れた瞬間にタイトルがババーン!
このセンス‼︎
崩れるまでカメラ回し続けた…
人は過去の業を断ち切れない生き物
蓋をしたはずの過去は思わぬところで今の平和を脅かす
原作の松本清張『砂の器』の方が捜査の進捗を細かく段階を踏んで描いてくれてるので原作読んだ人にとっては捜査のトント…
橋本プロダクション