「WANDA」のような母親の息子は、その後どうなるのか? 家庭環境の問題だと言ったら終わりで、ケン・ローチは行政と教育について問題提起しているのだと思いました。スコットランドの16歳は義務教育。年齢…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ケン・ローチ監督の名は知ってはいたが、彼の作品を見るのは本作で2作目に過ぎないことに気づく。労働者階級や貧困など社会問題を取り上げた作品が多いらしい。
なるほど、本作も貧困をテーマにしている。煙草を…
始まり方が若干温かみがあって油断した。これぞケン・ローチ。ストーリーの泥沼感がえげつない。リアムがやってることは勿論褒められることではないけど、じゃあどうするんだってなった時に他の方法が思いつかない…
>>続きを読むイギリスの底辺に暮らす人々の現実を淡々と描いた、少年を主役にした切なくもみずみずしいケン・ローチ監督作品。
少年リアムは、まだ15歳。刑務所にいる母と出所後に一緒に暮らす家を買うため、麻薬の売人と…
カウンターカルチャーよりも英国の労働者階級の90年代半ばのUKのストリートファッションが観たくて
地味カラーファッションに6パネルのキャップをギャンギャンにしてブリットポップがかかりそうな場面でオペ…