浪華悲歌の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『浪華悲歌』に投稿された感想・評価

neroli

neroliの感想・評価

4.2

■溝口健二監督、初期の作品〜🎬■
 
 
1936年と言えば、昭和11年。
戦前の作品であるが、色々とおしゃれで驚く。
 
社長と主人公アヤ子の密会のアパートがモダンすぎる〜
こんなおしゃれなアパー…

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FancyDress

FancyDressの感想・評価

5.0

溝口リアリズム映画の傑作。

主演の山田五十鈴は、この時、19才。19才には見えない堂々とした貫禄にまずビックリ。

本作の撮影前に山田は子供を産んでいる。
戦前、結婚して子供を産むということは女優…

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nowstick

nowstickの感想・評価

4.0

ゴダールやトリュフォー、スコセッシといった後の映画監督に影響を与えた溝口健二が、自身のワンシーンワンカットのスタイルを始めた最初期の作品とのことで鑑賞。

ワンシーンワンカットって、もっと舞台みたい…

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環奈

環奈の感想・評価

3.5
溝口健二ラストシーンに力を入れてるから安心して最後まで観れる
ラストカット、真の意味での不良少女が爆誕する様は構図も曖昧って完全にシスの復讐のダースベイダー
cil

cilの感想・評価

4.5
市民ケーンよりも凄いよ
まえだ

まえだの感想・評価

3.6
山田五十鈴が男に打ち明ける場面の長回しとアパートの奥行きが好き
長回しの移動撮影も山田五十鈴の演技も絶品だ。
私的メモ
長回しカットによる緊張感。
長回しが多いほど、細かいカットのシーンが目立つ。映像の撮り方として非常に勉強になる。やっぱり古典的な映画ほど映像にメリハリがついている。
三四郎

三四郎の感想・評価

3.9

犬と蒲団に入ってる有閑マダム笑

「浪華」なので大阪の話だが、ネオン街がきらびやかでまぶしく、その発展が伺える!
当時、大阪は非常にモダンな街だったのだろう。この映画は、同時代の日本映画と比べても、…

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戦前の貴重な溝口健二監督作品の中でも最もインパクトがある山田五十鈴主演の傑作。ワンシーンワンショットやロングショットの溝口独特のテクニックと、陰影深い大阪の情感が見事で、浄瑠璃をキーワードにした構成…

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