浪曲師ショーケンが禁酒法下の西海岸へ渡り、ヤクザのジュリーとカポネ一家の密造日本酒「シスコ正宗」をめぐる抗争に巻き込まれる。
最高のあらすじだけど、文芸映画的なノリがタルい。ほとんどショーケンひとり…
鈴木清順がコメディを撮るとこうなるのか。日活無国籍アクションを日活を辞めさせられた後に撮るとこうなるのか。
浪花節を黒人音楽と折衷させるとこうなるのか。
鈴木清順は今回もやりたい放題無尽で清順美学…
鈴木清順が「コメディ」を撮るとこんなとこになるのか…奇妙なカット繋ぎはここでもほんと面白いです
長いし全然笑えないし意味わからんけど、田中裕子のいいところが全部味わえたので観てよかった
和装、洋装、…
1985年と言えば、ジュリーと田中裕子と不倫騒動の真っ最中。
監督は知らなかったと言っていたが、事務所がよくこのキャスティングを認めたなぁと思った。
制作発表会見の時、芸能レポーターたちが喜んで突っ…
さすがに最盛期は過ぎたか、と思わせながらも、鈴木清順独自のケレンを彩る田中裕子という(風華)だけは今観ても色褪せません
鈴木清順
「カポネ大いに泣く」
力の抜けた肩を小刻みに揺らしながら両手をだ…
マトモな場面が一つもない前衛的で破壊的な鈴木清順映画。破天荒の極みでありながら、「これが映画だ!」と打ち震えずにはいられない瞬間に溢れた怪作。ショーケンが着物姿で浪花節を熱唱すれば、チャップリンのモ…
>>続きを読むその鈴木清順的な世界観は、オレなんかがとやかく言うことではないので、さておいたとしても、ちょっと長くてダレちゃうのは事実。
ただただ田中裕子という女優のバケモノさを堪能する映画。ショーケンもジュリー…
倒錯し続けることへの度胸の据わり方が尋常ではない。出鱈目も行きつく先は芸術に変わるということか。モチーフとして多用される遊園地に何の意味があるのか全くわからないが、メリーゴーランドの前で披露される浪…
>>続きを読むショーケン演じる浪花節語りの男と田中裕子演じる芸者の女がかけ落ちのため、禁酒法の時代にアメリカに渡り、ギャングたちとどんちゃん騒ぎみたいな映画。鈴木清順のどうかしている色彩感覚が爆発している。見世物…
>>続きを読む松竹株式会社