西鶴一代女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『西鶴一代女』に投稿された感想・評価

3.5

〖1950年代映画:浮世草子実写映画化:文芸映画:新東宝:日本映画傑作全集:日本名作映画集:ATB〗
1952年製作で、井原西鶴の浮世草子を実写映画化の文芸映画らしい⁉️
こんなに…男運の無い人って…

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街娼となった女が過去に想いを馳せるという構成から、少なくとも死ぬようなことがないことは保障されているけれども、それにしても凄惨に過ぎる。自らの本意を果たすためならまだしも、ただ流され、嬲られていく女…

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JB
4.3

江戸時代の封健社会に生きる街娼のお春の半生を描いた溝口健二監督の名作。老いたお春がふらふらと寺に入り込んで自分のこれまでの人生を振り返る時に流れる雅楽っぽい音楽とカメラワーク、そこから作品の本筋に突…

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本当にとんでもない
4.2
すごく絶望的な気持ちになった
背景が眼福だった障子に映った影とか屏風絵とかでかい人形とかでかい樽
過去記録

溝口を見たのは10年以上ぶりかもわからん。本作は初見。
田中絹代が人目をしのぎながら道を歩く冒頭のショットにはぎょっとしたものの、溝口ってこんなもんだったっけ?という肩透かし感もありつつもさすがにち…

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髭そった三船に気づかないまま見終わってしまった
4.0

女という存在を、1人の男がどこまで造形し得るか。

それは情熱というよりも、映画監督としての溝口健二にとって、1つの宿命だったのだろうと思う。たとえば、ジャン=リュック・ゴダール (1930 - 2…

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