夏の嵐に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『夏の嵐』に投稿された感想・評価

永遠に続くとも知れぬ空虚な生活が銃撃の音とともに瓦解するカタルシスがよい。合戦のシーンは他の映画(例えばキューブリックやスピルバーグ)のそれと比較してみると面白いかも。

貴族の女性が、敵国の中尉に夫人でありながら、恋をする話だけど。なんか、終始冷めてしまう。
まぁ、あの家政婦も敵国の兵士も、世間知らずのお嬢様と、フランツまたやってんなという目で見てるのでしょう。要は…

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やっぱりこの監督の作品は衣装、美術が豪華なのでカラーが映えますね。

ファーリー・グレンジャーの前半と後半の落差が印象に残ってます。
kazoo
3.7

19世紀後半のイタリア独立戦争を背景に、貴族の女性とオーストリア軍の将校との禁断の愛を描いた映画。女性は愛国心と義務感の狭間で揺れ動きながらも、将校への愛に突き動かされる。この関係はやがて彼女の運命…

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碧
3.7

失って初めて大事なものと気がつく。
失うまでは当たり前だと思っているのに。
夫を裏切り、祖国のために戦ういとこを裏切り、何もかも捨てて道ならぬ愛を注いだ敵国の将校とは最後最悪の結末を迎える。

悪い…

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3.6

記録。1954年ヴィスコンティ初のカラー作品。19世紀末のオーストリア占領下のヴェネツィア、伯爵夫人と若きオーストリア士官の許されざる恋を描く。マーラー中尉のキャラがブレブレな気もするが、概ね面白く…

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ヴィスコンティの初カラー作品。
ヴィスコンティは「山猫」しか観たことなかったけど、今作も同じくイタリア統一戦争時代、貴族社会を描く。
極上のメロドラマ。いかにも女たらしのオーストリアの軍人に惹かれて…

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2/23 VHS

イタリア統一戦争下、伯爵婦人と青年将校が不倫の末に身を滅ぼしていく悲劇。
4.0

祖国を愛してやまないアリダ・ヴァリが敵兵に惚れてしまう困った妻を演じますが、敵兵のファーリー・グレンジャーが中々の色男でアリダ・ヴァリがメロメロなんですよ。敵兵の宿舎までわざわざ会いに行くという大胆…

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chiyo
3.5

2022/8/31
1866年、オーストリア軍占領下のヴェネツィア。冒頭を飾るのはオペラ観劇。この頃からヴィスコンティ監督の耽美趣味は健在で、豪華絢爛な劇場と衣装を堪能。そして、伯爵夫人リヴィアと敵…

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