どの人物もキャラが立ってて、それが入り乱れる終盤のハラハラ感が素晴らしい。
高峰秀子さんの、語らずに見せる何考えてるかわからないけどわかる演技が白眉。
端役の人生の断片がまたいい味付け。
一本調子じ…
「でもやっぱり…あなたは綺麗だ」「うそうそうそ!東京行くとどうしてそんなに口が上手くなるんでしょう」「癪に触るんだ、僕は諦めたんだよ…冬ちゃんの幸せを願って…自分で自分に言い聞かせて来たんだ…だけど…
>>続きを読むこんな激しい映画だったっけ…頭痛がしてくる。お肌つやつやフレッシュな高廣と、義理の弟佐田啓二ふたりからのアプローチに感情を放棄する高峰秀子。メロドラマがいきなり終盤からぐいぐい加速するスリルとサスペ…
>>続きを読む元恋人と義弟、どっちを選ぶの的なやつ。クレジットの出方がパワポ風だった
どうなるのかわからなくてハラハラする。私がTBS火曜22時に求めているのはこのハラハラなのかもしれない
翼を持ちだして追い…
現代でもいろいろ噂されたり躊躇ったりするかもしれない、恋愛のかたち。
みんな独身だから何の問題もないはずなのに…。名家に嫁いで夫を亡くした後も婚家で娘や舅や家のために暮らしている未亡人・冬子。兄嫁を…
『狭き門』を引用して迫ってくる田村高廣はマジでキモ怖い。二人並んでは通れないほど狭いのですって答えたい。目を離していた隙に子どもが〜パターンかと思って集中できなかったな。
佐田啓二がめちゃくちゃカッ…
木下映画の好きなところと嫌いなところが混在していた印象。話の慎ましさは私の好みからすればドンピシャなのだが、演出は奇をてらったものが多く慎ましい物語に水を差すようなシーンも多く観られたように思う。
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いくら求愛されても、小さい娘もいるし、亡き夫の実家で良くしてくれている生活を捨てて、世間から白い目で見られるのが明らかなのに、留辺蘂(ルベシベ)には行けないよな。しかたないよ。今の時代でも留辺蘂に転…
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