現代でもいろいろ噂されたり躊躇ったりするかもしれない、恋愛のかたち。
みんな独身だから何の問題もないはずなのに…。名家に嫁いで夫を亡くした後も婚家で娘や舅や家のために暮らしている未亡人・冬子。兄嫁を…
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『狭き門』を引用して迫ってくる田村高廣はマジでキモ怖い。二人並んでは通れないほど狭いのですって答えたい。目を離していた隙に子どもが〜パターンかと思って集中できなかったな。
佐田啓二がめちゃくちゃカッ…
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木下映画の好きなところと嫌いなところが混在していた印象。話の慎ましさは私の好みからすればドンピシャなのだが、演出は奇をてらったものが多く慎ましい物語に水を差すようなシーンも多く観られたように思う。
…
いくら求愛されても、小さい娘もいるし、亡き夫の実家で良くしてくれている生活を捨てて、世間から白い目で見られるのが明らかなのに、留辺蘂(ルベシベ)には行けないよな。しかたないよ。今の時代でも留辺蘂に転…
>>続きを読む冒頭のシーンで延々と山間を汽車が走る、
後でこのシーンの意味が分かってくる。
駅に到着すると お弁当やお茶を売りに来るシーンなど懐かしい(^^)。
最初に登場する田村高広、とても素敵。
でもセリフ…
うーーーわーーー
ってさいご画面を前にして言ってしまったね。
高峰秀子をこれ以上いじめないでーー
って途中からすごいお願いしてたのに。
今も昔も、噂、世間の目、人の恋愛。
平穏な毎日を娘と…
この作品で、木下恵介監督の冒険心が見られるのは、冒頭のスタッフ&キャストの表記文字を工夫したあたり。
延々と走るSL描写のあと、東京から田舎に戻って来た石津なる男(田村高廣)がSLから降りてくる。…