◼️金融経済の坩堝
金融市場の低迷により長年勤めた銀行から解雇された男ヴェルドゥ。家族を養うために富裕層の独身女性を狙った結婚詐欺を仕掛け、財産を奪った後に殺害する方法で生計を立てていた。上手くこ…
シリアスなチャップリン。
ブラックユーモアとしてコメディとしての空気を残しつつも、恐慌時代の社会風刺、戦争への批判的なメッセージも込められた重厚な作品に仕上がっていて、サスペンスとしても引き込まれる…
このレビューはネタバレを含みます
1人を殺せば悪党
100万人を殺せば英雄
チャップリンの反戦への思いはわかるが、
伝え方はこれでよかったんだろうか?
全編ほぼ偽装結婚と殺人の話ばかりで、最後に唐突に戦争の話があったので、何だか…
この作品は今までのチャップリンの作品とは毛色が違い少しシリアスな内容になっています。
第二次世界大戦が終わった直後に公開された作品だそうで、世界恐慌の起きていた背景などが作品全体で描かれています。
…
このレビューはネタバレを含みます
【チャップリン映画としては”笑い“がかなり少ないです。】🙁
NHK BSプレミアムで放送していたのを録画して鑑賞しました。
チャップリン映画を沢山放送してくれるのは嬉しいです。🎩
また、『独裁者』…
これはチャップリン映画の本質とも言えるのではないかな、と思った作品。
「喜劇王」として世に名を馳せたチャールズチャップリン。かれは変わったメイクとそれに合わないモーニングを着て、奇怪な動きをして、…
タイトルの割に過激なシーンがあるわけでもなく、かといって喜劇に振り切っているわけでもなく、という感じで物語の方向性を理解するのに最初の30分をかけてしまった。
しかし、ラストのシーンがとても響き、あ…
観賞してから一週間、仕事が再開したこともあるが、考えがまとまらず、レビューを書くのを後回しにしてた。
チャップリンは偉大すぎて、どう書いたらいいのかわからなくなるというのもある…
観賞した日の夕方の…
貧しき者が罪を犯す理不尽
これまでの作品に比べて、大分シリアス
戦争というビジネスは正当化されるが、小さな殺人は正当化されない。小さな個人がバカを見る。現在においても、私たちは大きいものに翻弄され…