無防備都市に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『無防備都市』に投稿された感想・評価

序盤は戦争の中で生きる人々の映画だと思ったが、アパートがナチスに囲まれたところから雲行きが変わって最後にはやっぱり戦争はクソだなと思った
そう
3.9

骨子こそは反ナチのレジスタンスものだが、肝心の活動シーンは一切描写されない。その代わりに、ナチスの魔の手によって一人また一人と活動家の命が奪われていく。屠畜される羊と重ねられたドライさで、壁を超えて…

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3.8
ネオレアリズモ。第二次世界大戦直後にイタリアではじまった映画を中心とした芸術表現をめぐる革新。その代表作である。

忠実に、日常的に、戦争というものを丁寧に描かれた作品で好感がもてた。
ロマン主義的な悲哀の情緒からして神父にアクション映画的な大立ち回りを期待してしまった。執務室から扉一枚隔てて拷問室にもサロンにも通ずる作りが悪趣味で良い。
saku
4.0
そこで終わるのか…
この頃と比べて世界は良くなっているのかな
昔の映画もやはりきちんと観ないといけないなと思いました
素晴らしかったです

正直に言うと所々ウトウトしてしまった。でも戻して見るを数回繰り返して見ていたらインパクトのあるシーン以外もストーリーがしっかりと作られてていて、作品の奥深さを感じられた。

今回も知り合いのお勧めで…

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ロッセリーニ監督といえば、イザベラ・ロッセリーニのお父さん、長年LancomのCMをやってきた美しい女優・モデルさん。『ブルーベルベット』は忘れられない映画でした。そして、そのお母さんがかの有名なイ…

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大戦末期のイタリアでレジスタンスの顔的な男と
その活動をサポートする神父、追うナチスといったお話。

大戦末期なので、ドイツと同盟関係ではあるものの
もう連合国に寝返る寸前の微妙な時期のイタリア。

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神様は見ておられるのか?

ロッセリーニらしい作品。男と女に、信仰と神の不在、そうした要素の相克から理想主義的には終わらない現実主義のネオレアリズモまで観る者の心に確かな爪痕を残す。
正直、登場人物…

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これからはパパって呼ぶの?の台詞に胸キュンしたり、神父さんがお茶目で可愛いな、なんて悠長に思っていたら… 残酷な展開に胸が痛む。父も母も兄弟も奪われた子供の後ろ姿、拷問に苦しむ声をかき消す美しいピア…

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