骨子こそは反ナチのレジスタンスものだが、肝心の活動シーンは一切描写されない。その代わりに、ナチスの魔の手によって一人また一人と活動家の命が奪われていく。屠畜される羊と重ねられたドライさで、壁を超えて…
>>続きを読む正直に言うと所々ウトウトしてしまった。でも戻して見るを数回繰り返して見ていたらインパクトのあるシーン以外もストーリーがしっかりと作られてていて、作品の奥深さを感じられた。
今回も知り合いのお勧めで…
ロッセリーニ監督といえば、イザベラ・ロッセリーニのお父さん、長年LancomのCMをやってきた美しい女優・モデルさん。『ブルーベルベット』は忘れられない映画でした。そして、そのお母さんがかの有名なイ…
>>続きを読む大戦末期のイタリアでレジスタンスの顔的な男と
その活動をサポートする神父、追うナチスといったお話。
大戦末期なので、ドイツと同盟関係ではあるものの
もう連合国に寝返る寸前の微妙な時期のイタリア。
…
神様は見ておられるのか?
ロッセリーニらしい作品。男と女に、信仰と神の不在、そうした要素の相克から理想主義的には終わらない現実主義のネオレアリズモまで観る者の心に確かな爪痕を残す。
正直、登場人物…
これからはパパって呼ぶの?の台詞に胸キュンしたり、神父さんがお茶目で可愛いな、なんて悠長に思っていたら… 残酷な展開に胸が痛む。父も母も兄弟も奪われた子供の後ろ姿、拷問に苦しむ声をかき消す美しいピア…
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