無防備都市に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『無防備都市』に投稿された感想・評価

kula
4.2

ネオレアリズモ(イタリアで生まれた“新しい現実主義”。「現実を見ろ!」という映画)の傑作。
戦後の、本物のがれきの中で撮影された。そういう意味で歴史的価値が高い映画なんだけど、ストーリーもすごい。

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kuu
4.5

1384
2025/077

口笛◎



戦争は悪魔を除いて誰ひとり幸せにしない…兵士でさえ逆らうことのできない環境下で疑問を持ちつつ生きている
最悪の状況においても必死で生き延びようとする人々……

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イ
4.1

2025-14-74

子供の出し方が上手い(というと、何か嫌な感じがしないでもないが)。
あるドイツ軍人による、自国の在り方を非難した発言の中に「憎しみ」という言葉があるが、その「憎しみ」が子供達…

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例外状態における”無防備”の人間の姿を学ぶために106分使った。
出社でよかった〜
さっ
4.1
ジャケットのシーンがまさに印象的。劇的であって映像が劇的でないのが良い。
JB
4.2

ロベルト・ロッセリーニによるネオレアリズモの傑作。ナチス占領下のレジスタンスの男の戦いを描いていて、そこに絡んでくる神父の存在が状況の悲壮感を際立たせていてとても良い。

クライマックスにいくにつれ…

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4.3
男の理想主義と、女の現実主義の相克。そして、キリスト教者と無神論者の連帯からの、殉教者を生む結末。さすがはロッセリーニ。イングリッド・バーグマンが家庭を捨てて走っただけのことはある。
4.1

このレビューはネタバレを含みます

人間の愛らしさも憎らしさもギュッと詰まっている 肝っ玉母ちゃんも誇り高きレジスタンスもお茶目な神父もあいつもこいつもどいつも(ドイツも)大戦争を前にすれば皆簡単に犬死にに至り何も残らない だがそれぞ…

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syc9b
4.7

肉体は滅ぼせても、魂は滅ぼせない。

【感想】
イタリア・ネオリアリズモが本当に好きだ。
有機的一体性を保持した上で、緻密に、あるがまま描かれる劇的なモチーフ。別の時代の別の国の人間に自分が反射する…

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バーグマンを虜にして、アメリカを棄て、イタリアへ走らせたというこの映画をようやく観た。
ここには、良く出来たお話などではなく、切れば鮮血が噴き出す人間たちがいる。

プリーモ・レーヴィが残した言葉、…

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