このレビューはネタバレを含みます
タイトルの「無防備都市」とはなにを指しているのでしょう。ローマの街がナチに対して無防備だったということなのでしょうか。それがいちばんしっくりくる解釈のように思われましたが、しかし実際には、無防備どこ…
>>続きを読む【映画史的な価値はあるが】
イタリア・ネオレアリズモの傑作という映画史的な評価がつきまとう作品です。
ロッセリーニ自身が、第二次大戦でイタリアが連合国側に降伏した後ナチス・ドイツに占領された時期…
2024年 2月25日 シネラ
40年振りに見たけど、全く覚えてなかった。
DVDのパッケージにもなってる路に飛び出してフランチェスコーーッと叫ぶピーナの絵柄がこの映画の様々な紹介で使われてるけ…
ネオレアリズモが時代を象徴するのは、やはりそれが当時の人々にとって、物語の中にフィードバックされた現実そのものだからだ。テンポも良く、時々あらわれるユーモアが日常感を増幅させるという意味でバランスが…
>>続きを読む第二次大戦において1943年にイタリアが連合国に降伏すると、
ナチスドイツはローマを制圧します。
そのローマを舞台に、地元レジスタンスの活動と
ナチスによる弾圧を描いています。
40年代にイタリ…
このレビューはネタバレを含みます
ナチス占領下のローマ、マンフレディらレジスタンスたちのお話。ベルクマンの部下が高橋幸宏そっくりでした。
反ナチとナチス協力者。マンフレディとフランチェスコにピーナ、誰に焦点が当たっているのか分かり…