女は突然死ぬし、男は突然女を愛す
一件回想者としてこの映画を扱うこともできるが、時折、そうはさせまいと語っている今と語られている過去が、ショットによって混じり合う
音にも顕著に現れている、語っている…
冒頭の「倒れる椅子」が強烈。旦那はわかっているようでわかってないし奥さんは言うこと言わないしで歯がゆい……でもそれはそれとしてシネマトグラフの抑制的な演出が内面の揺らぎを浮かび上がらせますよねーとい…
>>続きを読む「やさしい」とはまこと便利な言葉(メッチャやさしそーナ彼氏ダネェ~~!!)なれども、この題が言う「やさしい」には物静かで程よく教養があって従順、要するに《貞淑》のニュアンスが含まれる。永らく男のポ…
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ドストエフスキーの書く範囲とブレッソンの映す範囲がぴったり一緒だ、とつくづく思う。
一挙手一投足を観察するように映すカメラ、夫の語り、鉄格子のようなドアで彼女を徹底的に閉じ込めるような構造…
これで前期のブレッソンの授業はおわり。これまで時系列に6作を観ていて、はからずも最後に初カラーの作品を観ることになったのがよかった。ある種の転換点。ボイスオーバーと映像がシームレスすぎて、時間感覚が…
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