とても楽しかった。物質の電送はこの頃の夢だったんでしょう。よくぞここまで特撮映像としてまとめたなと感心した。後世への影響力を鑑みると円谷監督は神として崇められるべき人物。同じ日本人として誇りに思う。…
>>続きを読む公開時、私の幼児期の映画初体験であり、恐怖体験であった。これ程怖かった事は以降無かった。物体電送と云う非効率な復讐劇だがその分防備側の警察を交わしながらアイデア炸裂の逃走シーンに緊迫感があり、微妙な…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
東宝変身人間シリーズはsfであることを忘れさせてくれる程に人情物から悲恋物まで恐るべき広範囲の一般映画性を包括。いやそんな高等な確信犯的偽装ができるのも東宝の一般映画の歴史的蓄積の賜物。心地よく乗っ…
>>続きを読む戦後のどさくさに紛れて暴利をむさぼる人間の欲に対して、同じ戦争の犠牲者とも言うべき個人の怨念が科学の力で復讐する様を、円谷英二の独創的な特技を活かして描くモダンスリラー。
鶴田浩二の記者役が新鮮、平…
昭和33~35年に掛けて計三作が公開された東宝の円谷特撮『変身人間シリーズ』の第二作目。
個人的には当シリーズの中でオススメなのは間違いなく本作。
光学合成で視覚化された電送人間の特撮の妙も然ること…
変身人間シリーズ2作目。
マタンゴを含めると全4作品のシリーズですが、マタンゴを除く3作で彼ら変身人間たちは、殺人を犯す犯罪者であり(液体人間はその意識があったのか疑問ですが)、警察に追われていると…
渋谷と横浜を結んでいる東急東横線がちょっと前まで渋谷と桜木町を結んでいたことを今の若者は知らんのではなかろうか。さらに遡ると、東横線に多摩川園駅という駅があったことを知る20代なんかは皆無であろう。…
>>続きを読む【日本の夏、センソーの夏】と言う事で(笑)おまけ。
後に東宝特撮作品で名を馳せる福田純監督と関沢新一脚本による「変身人間シリーズ」の二作目。
「液体人間」が原水爆(放射能)を絡めた作品だったが、…