ものすごいものを見た。
シーン全てに怨念に近い熱情が伝わってくる。
駆り立てられるような陽気な音楽で物語は幕を閉じるけど、観終わった後に強く残るのはなんとも言えない虚無感。
歴史に疎すぎるので、…
本編もそうだが、監督のインタビューから伝わってくる本作品に対する熱量が凄まじい。それでいて冷静。映画に対する愛情と信念、批評的観点。制作は命を削っているようにみえる。自分の仕事に対するプライドと覚悟…
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空虚な後味。祖国が酷い内戦の末失くなる気持ちは想像もつかない。虚構の話の中で隣人の殺し合いだけは紛れもなく本当な事が際立って辛い。
ラストシーンのように、周りの余計な干渉を受けず 昔のことは忘れない…
ユーゴスラビア狂想曲。
凄まじい熱量と勢いで旧ユーゴスラビアの歴史を描いた映画。
「昔、ある所に国があった」
「この物語に終わりはない」
戦争で敗北しようと、祖国が解体されようと、国民の想いや…
初回よくわからなくて
2回観ました^ ^
生まれて初めて見る
日の出に感動する場面が
好きでした
バックで演奏している音楽が
耳に残るメロディで
悲しい場面のはずなのに
楽しくなってしまうような…
戦争反対なんて言葉も虚しく鳴り響く世界で、実際に起きてしまった不条理を笑い飛ばして生きていく。その姿勢は美しく見えた。
この映画は喜劇映画として観られる姿勢を最後まで貫いている。
後半のマルコを…
いい映画を観た。『ルナ・パパ』観たときと同じ類の奇妙な爽快感と絶望に包まれる。
滅びゆく祖国より醒めない夢との心中を選ぼう。未来というのは火柱を立てて回転し続ける車椅子のようなもので、うんざりする…
このレビューはネタバレを含みます
久々に満点の映画を見たようだ。
対ナチ闘争の緊張、社会主義下の暮らしでも、いついかなる時も陽気な音楽と踊りと宴会は味方してくれる。しかし、隣人同士が敵味方になって殺し合う内戦だけは血と殺しの音しかな…
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