237分版、美しくておもしろくて2日続けて2回みてしまった。ばかばかしいまでに過剰なノイシュヴァンシュタイン城を訪れて思わず笑ってしまうロミーシュナイダー。母からのキスを避けるジョンモロダーブラウン…
>>続きを読む耽美的破滅映画の傑作。
芸術に魂を売ったバイエルン国の三代目国王のルードヴィッヒ。
永遠の美の象徴としてのロミー・シュナイダーがひたすら美しく、実在の古城でのロケーションが創造物者としての神の残酷さ…
このレビューはネタバレを含みます
ひさしぶりに二度目見てしまった。
今回は、終始ロミーシュナイダーに惹きつけられていた。彼女がルートヴィヒの元凶のはじまりだったのではないか。もちろんそれ以前にルートヴィヒの夢見がちで現実離れした好…
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Ludwig II.(1845-86)(r.1864-1886)
Elisabeth von Wittelsbach(1837-98)
(r.1854-1898)
1866:Deutsc…
バイエルン国王ルートヴィヒ2世の伝記映画。
ワーグナーのパトロンだった国王の『狂気と孤独』をヴィスコンティは描いています。
何かを埋めようとした故の、行き過ぎた芸術信仰、浪費、奇行。
あげく城…
かのノイシュバンシュタイン城を作った、バイエルン公国王の物語。
夜は理性の世界。昼は感情の世界か?
バーガーの精悍から精神病までの耽美的退廃的、そして破滅的な演技の素晴らしさはゆうまでもない。
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