ルードヴィヒ/神々の黄昏に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ルードヴィヒ/神々の黄昏』に投稿された感想・評価

5.0
2024年の再々見以上2本目。 前に見てから8年半。 今回私が一番目を引いたのは、とても短い時間しか出ていなかったけどルードヴィヒとオットーの母、王太后です。 2人も王子を産んだのにねぇ・・・涙。
バイエルン国王ルードヴィヒのご乱行、幽閉、謎の死まで。めくるめく美術と貴族趣味。ヴィスコンティ執念の作品。
岩波ホールにて。184分版
ヴィスコンティの遺作にして最高傑作。

いちばん長い完全版(?)含めて何度観たことか。

耽美的破滅映画の傑作。
芸術に魂を売ったバイエルン国の三代目国王のルードヴィッヒ。
永遠の美の象徴としてのロミー・シュナイダーがひたすら美しく、実在の古城でのロケーションが創造物者としての神の残酷さ…

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5.0

このレビューはネタバレを含みます

ひさしぶりに二度目見てしまった。

今回は、終始ロミーシュナイダーに惹きつけられていた。彼女がルートヴィヒの元凶のはじまりだったのではないか。もちろんそれ以前にルートヴィヒの夢見がちで現実離れした好…

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Haru
4.5
さすがヴィスコンティ監督
It's made by Visconti, after all
5.0

12
19
Ludwig II.(1845-86)(r.1864-1886)
Elisabeth von Wittelsbach(1837-98)
(r.1854-1898)
1866:Deutsc…

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バイエルン国王ルートヴィヒ2世の伝記映画。

ワーグナーのパトロンだった国王の『狂気と孤独』をヴィスコンティは描いています。

何かを埋めようとした故の、行き過ぎた芸術信仰、浪費、奇行。

あげく城…

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かのノイシュバンシュタイン城を作った、バイエルン公国王の物語。

夜は理性の世界。昼は感情の世界か?

バーガーの精悍から精神病までの耽美的退廃的、そして破滅的な演技の素晴らしさはゆうまでもない。

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【過去鑑賞】

これは劇場で観たことなくてWOWOWで観たのかな。たしか。

ヴィスコンティ作品で使われる美術は、建物にしろインテリアにしろ絵画にしろ本物だもんで、なーんか違うわね。
この映画も実際…

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