女は二度生まれるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『女は二度生まれる』に投稿された感想・評価

leyla

leylaの感想・評価

4.3

売春防止法が施行されて数年後の物語。

靖国神社の近く、九段下の花街で芸者をしている小えんは、芸はないが違反である枕営業で堂々と生きている。悪気もなく、あっけらかんと明るく男を手玉にとる。そんな友子…

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LIBRO

LIBROの感想・評価

4.0

一貫して作品からメロドラマ性を排除し、「早すぎた喜劇作家」と呼ばれた川島雄三の真骨頂が見れる作品の一つ。メロドラマを嫌う川島雄三にとっては、人間の建前と素の部分が入り乱れる芸者の世界は恰好のテーマだ…

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わせ

わせの感想・評価

3.8

どの時代だって、自分の好きなようにに生きている女は卑しいと思われがちだけれども、若尾文子演じる小えんは寧ろその潔い自由さが純粋で可愛らしい魅力となっている。少女らしくもあり、それでいて色っぽい⋯。 …

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病気のため45歳で早逝した川島雄三監督の晩年の作品。前衛的な衝撃作「しとやかな獣」とも近い時期だがこちらはだいぶ作風が違う。写実的な描写と純文学的な結末。

賑わうカフェや繁盛している高級な鮨屋など…

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rumblefish

rumblefishの感想・評価

3.7

不見転芸者(みずてんげいしゃ)という言葉は初めて知った。芸者とは言え唄や踊りの能がなく、春をひさぐしかない小えん。山村聰演じる建築士の妾になるが、他の男とも関係を続けていく。悲壮感はなく、どこか飄々…

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凌

凌の感想・評価

-
映画館に設置されている椅子と灰皿がとてつもなく良い佇まいをしていた。
初っ端の2人で寝っ転がってるカットの画角がめちゃくちゃ好みだった。
とても良い色味だった。
澪標

澪標の感想・評価

3.4

このタイトルだけで、白米三杯はいけると思う、今はもう作れない作品の一つ。
フランキー堺ファンとしてはちょっとピリッとした役でいいなぁと。男も女も人生の荒波というよりは、川の流れのようにゆっくりだが確…

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Kirin

Kirinの感想・評価

3.1
若尾文子さん観たさに鑑賞🎞
R

Rの感想・評価

3.2

売春防止法をくぐり抜け、「恋人」として男の欲望を受け止め続けていた芸者に、主体性が芽生える話。
といっても、何か気づきを得たターニングポイントがある訳でもなく、ちょっとモヤモヤする終わり方。

今で…

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 ほんとに女って眩しいくらい、憎たらしいくらいに逞しいよな💪㊛

女性の逞しさも色々だけど、小えん姐さん見てたら、なんぼ男が鍛えてもそりゃかなわんなと思う。
男は転んだら座り込んで泣き出すが、女は転…

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