売春防止法が施行されて数年後の物語。
靖国神社の近く、九段下の花街で芸者をしている小えんは、芸はないが違反である枕営業で堂々と生きている。悪気もなく、あっけらかんと明るく男を手玉にとる。そんな友子…
不見転芸者(みずてんげいしゃ)という言葉は初めて知った。芸者とは言え唄や踊りの能がなく、春をひさぐしかない小えん。山村聰演じる建築士の妾になるが、他の男とも関係を続けていく。悲壮感はなく、どこか飄々…
>>続きを読むこのタイトルだけで、白米三杯はいけると思う、今はもう作れない作品の一つ。
フランキー堺ファンとしてはちょっとピリッとした役でいいなぁと。男も女も人生の荒波というよりは、川の流れのようにゆっくりだが確…
売春防止法をくぐり抜け、「恋人」として男の欲望を受け止め続けていた芸者に、主体性が芽生える話。
といっても、何か気づきを得たターニングポイントがある訳でもなく、ちょっとモヤモヤする終わり方。
今で…
ほんとに女って眩しいくらい、憎たらしいくらいに逞しいよな💪㊛
女性の逞しさも色々だけど、小えん姐さん見てたら、なんぼ男が鍛えてもそりゃかなわんなと思う。
男は転んだら座り込んで泣き出すが、女は転…
九段界隈と言えば靖国神社、日本武道館、千鳥ヶ淵などのイメージであるが、昭和初期まで新橋、神楽坂に並ぶ花柳界として栄えた場所であったらしい。芸のない芸者として客に身体を売りながら日銭を稼いでいる小えん…
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