豪姫の作品情報・感想・評価

「豪姫」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

勅使河原宏×赤瀬川原平の時代劇。
作中、織部の語る台詞が印象深い。
「モノを作る楽しみは、新しき世を見出すことにある。新しいものはその価値が推し量れないため、正当なる評価を下しようがないままに、傍から見れば身勝手ととられることもあるだろう。」
これがそのまま、前衛作家としての勅使河原監督自身の言葉のように思われて、ニヤついてしまった。

キャストに関しては、仲代達矢が素晴らしいの一言に尽きる...
彼の演技を観るのは黒澤明「乱」以来だったけれど、その偉大さを改めて痛感した。
あの優しい目に何度目頭が熱くなっただろう...ずるいなあもう。
そんな仲代達矢と並ばされる宮沢りえ(当時19歳くらい?)は少し不憫かもしれない。
いや、それでも気怠げに脇息にもたれかかる姿は美しかったし、わたしも雪原でエロい宮沢りえに手当てされたいと思いました。
竹のアーチみたいなところは綺麗。華道家としても竹を使った作品に定評があったと知り納得。古田織部のものづくりに対するセリフは、勅使河原自身の言葉のように響く。
dmatuda

dmatudaの感想・評価

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前衛映画とプログラムピクチャーのせめぎ合い。そこが素晴らしいと思う。
くずみ

くずみの感想・評価

3.5
妥協なき物フェチ映画。能楽、茶の湯、立花に通底する、室町由来の美意識が画面を支配する。途中は「ちょっとした工夫で豊かに!DIYな山暮らし」になっとるが。
この時点の宮沢りえはまだ、茶道具と同じ美しいモノでしかない。今の彼女がこういう仕事をする監督に巡り会えることを願う。
映像・美術・衣裳どれも美しい。
四季を味わえる。
あと、時代劇は声が美しくないとなあと思った。
話はどうも耳に入ってこなかった。。。
marumame

marumameの感想・評価

2.5
時代背景がわからないとわかりずらいな………。
そして、だれが主役なのかもわからない。
豪姫役の、確かこの頃10代であろう宮沢りえがぴちぴち。
最初の豪姫のヘアスタイルにはびっくりしたけど。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

勅使河原宏著"古田織部ー桃山の茶碗に前衛を見た"の表紙かっこいい。茶の湯という美意識のエポックメイキングを描きたいらしい。古田織部編。
前作で利休演ずる三國連太郎が今作は薄らハゲ。股間ペシッペシッヾ(・ε・。)。死体から鎧や刀を奪い漁り、さらにバイアグラ飲んだ挙句腹上死とか最高すぎます。また高山右近に迫るシーンも素晴らしいです。架空のキャラクターですが利休以上に存在感をなお増しに増して来おります…
古田織部は仲代達矢。後期仲代達矢のキャリアでは断トツで好き。目玉ひん剥いてない。彼は粗野な役より洗練されたインテリ役しかも神経質そうって役が似合う。

秀吉は山崎努にして欲しかったけど、主役じゃないからこのくらい薄いキャストでいいのかも。ただ高山右近の松山幸四郎は薄すぎて頂けない。そして最も困るのがウスという下男…もはや要らないんじゃないかな…?うーん…緒形拳なら素敵かも。または茶の湯政道の魔性の表象にしちゃうなら若い原田芳雄とか…ならば、なんか意味を成すかもしれない。宮沢りえは良かったです。出演時間をもっと短くして脇役って感じに落ち着けた方がなお良かった気がするけど、そこは広告代理店とかのご都合ですかね…総じて人気役者を組み込もうとしちゃう近年の邦画のダメなところが目についてしまい残念です。
人物描写というか内因からの表現に重きを置く監督でもないでしょうから、記号を果たす存在感のある役者さん使わないと…どーにもならんよね。

ともあれ面白かったです。勅使河原宏の物フェチに満ちているし、前作より庭や自然も含めた画面が多くて、画面の中で"しつらい"を仕上げてきてかっこいい。
もた

もたの感想・評価

3.4
勅使河原監督、遺作にしてアクションがダメダメだということを証明した
ニシ

ニシの感想・評価

2.8
宮沢りえが美しい。
あとは、小道具とか、空間の美術が美しい。
豪姫の背景知らずしてはわからんだろうな。宮沢りえはまだ幼さを感じるが終盤は大人の女を感じさせる。やっぱりいい女優さん。でも豪姫ではもったいないかな。
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