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勅使河原監督の意図は、明らかに茶人・堀田織部(仲代達矢)を描く事だったと推察されるが、豪姫(宮沢りえ)とその無名のお付き・うす(永澤俊也)を軸にした事で、娯楽としても優れたバランスの良い映画になって…
>>続きを読む華道や陶芸など監督ならではの美術面に見応えあり、まだ七日間戦争なあどけなさの残る宮沢りえの魅力も充分に発揮されていたと思う。場面転換の風景もいちいち美しい。が、物語として楽しめるかというと微妙。歴史…
>>続きを読む撮影当時、りえ19歳。仲代60歳。笈田ヨシ(パリ在住の演出家・俳優。秀吉を演じて、いい味出してます)59歳。そして監督の勅使河原宏65歳。この他、脚本の共同執筆に赤瀬川原平(同55歳)、音楽は名コン…
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勅使河原宏×赤瀬川原平の時代劇。
作中、織部の語る台詞が印象深い。
「モノを作る楽しみは、新しき世を見出すことにある。新しいものはその価値が推し量れないため、正当なる評価を下しようがないままに、傍か…
妥協なき物フェチ映画。能楽、茶の湯、立花に通底する、室町由来の美意識が画面を支配する。途中は「ちょっとした工夫で豊かに!DIYな山暮らし」になっとるが。
この時点の宮沢りえはまだ、茶道具と同じ美しい…