面白くないストーリーを、はっとするほどのそれ以外の要素で料理するのがうまい。というか篠田はそういう料理が本当にうまい。つまり、画面に現れ出る瞬間、そこに必ず並々ならぬ美が宿っている。面白い画面を見せ…
>>続きを読む清川八郎といえばは、新選組を扱った歴史ドラマや小説であれば必ず出てくる人物で、「とんだ食わせ者だな」という印象しかありません。
本作はそんな事前知識を持っていないと、かなり厳しいですね。ただでさえ…
名策士なのか大風呂敷なのか、良く分からない幕末の人物、清河八郎の話。
元々は武士ではなく山形県の金持ち商人の息子だったので、口が上手かっただけかもしれない。本作でも描かれる剣の達人だったというエピソ…
隠れた名作、みたいな淡い期待は肩透かし、名作が隠れたままに放置されている訳がない。時系列、人物の相関もよくわからず、そのうち大きな展開が待っているはず、と思っていたら終わっていた。初めの5分くらいが…
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