再出発
気ままで贅沢な暮らしを謳歌するサガンだったが、恋愛や結婚はトラブル続きで、傷心を紛らわすための酒と浪費が増大していく……
デビュー作「悲しみよ こんにちは」が世界的ベストセラーとなり、弱…
(私は来世も輪廻も信じないが、愛する人とは再会できる気がする。不意に思い出が押し寄せる。目を閉じて名前をつぶやく自分がいる。)
孤独を一番恐れてるのに、自分から破滅に向かって行き、大切なものを次々…
「私は人に理解してもらえない淋しい心の持ち主でした」とサガンは何かのインタビューで答えてた。
富を手にして、家族にも愛されて友人もいて幸せだけど、埋まらない孤独や寂しさ。そんなサガンの日常が淡々と描…
感性は鋭いのに、生きることには不器用。
嫌われても自分を持ち続ける。でも寂しがり屋。
生きやすいか、生きにくいか、と言ったら生きにくい。
それでもそれらを超える自我を、彼女は老いてからも、死ぬまで…
デビュー作「悲しみよこんにちは」で大成功したところでサガンのイメージが止まっていたので、映画全体のテイストが思っていたのと大きく異なりラストに向けての流れでは声を失いました。
愛を求めていた人が、…
悲しみよこんにちはは読んだけど、個人的には刺さらなかった思い出。でも自由奔放で、ワガママで、情緒不安定で、破天荒なのに寂しがりで、小悪魔少女ぽいサガンだからこそ、彼女らしい小説が書けたのかと思うし、…
>>続きを読む流れるように過ぎた2時間だった。
かなりスキャンダラスなサガンの生涯を、ドラマチックにしすぎることなく淡々と描く映画。ひとり息子のドニ・ウェストホフ氏が監修したことも関係してるかしら?
シルヴィー・…
男も女も魅力する女性
小説家ならではの美しく深い表現
話し方から姿勢から全て年老いていく姿が素晴らしい。
最後に泣いてくれたのは家政婦、一番身近な人の存在を大切しなくてはいけないというメッセージだ…