忘れられた人々の作品情報・感想・評価・動画配信

『忘れられた人々』に投稿された感想・評価


ルイス・ブニュエルの映画は初鑑賞。


彼といえばサルバドール・ダリと共作の「アンダルシアの犬」で、シュルレアリスム的な作品を撮るイメージだったのだけど、今作はかなりリアリズム寄りな気がしている。…

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皆殺しの天使に対して、こうした初期のブニュエルの貧困層を描いたものの方が画の中に見ている時の充実感があり、シナリオに興味があるわけではないが最後まで見たいと思える何かが潜んでいる。前者は完成度の高い…

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み
4.2

おもしろかった!!
貧困によって人間の悪い部分が剥き出しになってしまった人々を救いのない眼差しで描いた作品。
盲人を襲ったり、友人を殺したりなかなかむごいことをする悪ガキだけでなく、子供に愛がなかっ…

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Toshi
5.0

ルイス・ブニュエル監督作品。

1950年代の白黒映画とは思えないえげつなさです。
こんなバッドエンドの映画がこの時代から存在したことに驚きを感じ得ないです。貧しさとそれが炙り出す人間の本性のえげつ…

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徹底した救いようのなさという意味において、ルイス・ブニュエルらしい良い映画だった。そう思った瞬間に、では救いとは何なのかと、光と影が反転するような思いに沈む。

そして、ラストに描かれた2つのシーン…

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けい
-
暗すぎる....

貧しさゆえ、悪に手を染める子供たち。

冒頭のキャプションの中に、「未来は現在に縛られ、子どもたちの権利が回復するのは先の話だ」とある。過去を悔やむ余裕もなく、未来に抱く希望もなく、今ここにあるのは…

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3.9

それぞれが剥き出しで、子供も大人も自分より弱いものにばかり刃や欲望を向ける。
ここから抜け出すことの難しさは、ラストが象徴しているように思えた。
どこまでもごろごろと落ち続けていく。

そんななかな…

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うに
-

評価:A

監督:ルイス・ブニュエル 1950年
アンダルシアの犬

凄まじい映画を見た。

全編を通して、シーンとシーンを衝突させ、対立し、そこから滲み出る強烈なイメージから来る内面世界の表現は、…

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