★★it was ok
『ヴァンダの部屋』 ペドロ・コスタ監督
In Vanda's Room
ポルトガル発
再開発で解体が進むスラム街。
貧困、ドラッグ、移民
消えゆく街と、そこで暮らす人々の日…
飛び抜けて格好良い構図がたくさんある。
3時間弱の間、起承転結や派手なシーンが一切なく静の描写のみが続くけれど、画力で持たせている。
貧しさを表すモチーフは色々あったけれど、時に吐いてしまうほどの…
解体の進むスラム街を捉え続けるカメラ。そこに住まう人々のどん詰まりの日々だけが淡々と映し出される。狭い部屋、狭い路地に固定されたフレームは最後まで決して動かない。空や海や地平線といった視線の逃走経路…
>>続きを読むすごいってことが分かる。分かるだけに、分かるから評価していたら自分が観た意味が目減りしていく。
というか土地が、対象があまりにもこちらに迫り来て観てて辛い。それがペドロコスタの凄いところでもあるんだ…
It was a hauntingly still film with no catharsis or cheap hope handed to us. Amid the repetition of…
>>続きを読むスチルから受ける重厚な印象。
その印象を裏切る本編。
あまりにも無気力。
奇妙なやや俯瞰で撮られた映像は、監視の役割を放棄した、形骸化した権力の視線に他ならない。
どうでもいいのだ。無気力な国家…