リスボンのスラム街 、葬られかけた街で世界に見捨てられ堕ちるように息をする人たち。埃と咳と吐瀉物の臭いの粒子が蔓延するひかりの届かないシミだらけのベッドの上で終始ドラッグに耽りうまれた場所の思い出…
固定✕スタンダードサイズのショットがモザイク状に積み重ねられ浮かび上がるリスボンのスラム街。スクラップ・アンド・ビルドの土煙舞う中で暮らす人たち。カメラがその痕跡を掻き消そうとしていることが却って、…
>>続きを読むペドロ・コスタ監督の長編作品初鑑賞。
何の前情報もなく鑑賞したためか、初めは普通の劇映画かと思ってしまった。
注射器、アルミ箔、汚れた室内、壊される家々…こんなに絵に描いたような風景があるのかと驚い…
とても観たかった作品…。
ペドロ・コスタ監督の初期3部作を鑑賞したのも今作が観たかった為…3作目の『骨』に出演したヴァンダという女性を捉えた作品…。
こんな映像体験は初めてです…レビュー泣かせ…
真っ黒寸前の画面の中で微かな光によってギリギリ映る(生きてる)住民たち。輪郭を失いつつあり光がなければ画面から抹消されてしまうが、明るくなればなるほど家が破壊されているということ。暗闇でしか生きられ…
>>続きを読むこれがドキュメンタリーだと信じられないというのもそうですが、それよりもこれを単身ビデオカメラで撮ったということが信じられません。やたら機材にこだわる映画関係者をボコボコに殴り倒す感性をお持ちだな..…
>>続きを読むずっと観たかったペドロ•コスタ監督の作品。
街の再開発が決まっていて建物の取り壊しが行われているファンタイーニャスというスラム街に住むヴァンダという女性と住人たちを撮影したドキュメンタリー。
これ…