三十分くらいで忍耐と感じ始め、七回くらい寝落ちした。全体を通して時間軸や人と人の関係性がとても曖昧で、だからこそ浮遊感のような感覚をもたらすのかもしれないが、求心力のようなものがなく退屈と感じた。内…
>>続きを読むオフスクリーンの音が怖いし、コスタのショットの強さはとんでもないし。
ヴァンダの咳がもう今にも死にそうで恐ろしい。
どこにも行けず、外に出る事すら億劫な人々は消えゆくのをただ待つだけ。
見てる自分の…
動く絵画を見ているみたいだった。常に街のどこかが破壊されていて、麻薬が生活の一部になっているような、貧困層の生活を写しとった作品。光は手前にあり、先の方ほど暗くて見えない。そんなとても大きい絵を3時…
>>続きを読む構図がスタティックで絵画的でいちいち美しい。あまりにも静かな映像なので、誰も何もしていないように見えるし、実際、彼らはほとんどなにもしていない。ドラッグと怠惰と犯罪。本来的な貧困の在り方を見せつけら…
>>続きを読む30分で限界を迎え眠りに落ちたがバチバチ目眩で落ちるタイプ
22/3/29
映画の境がわからなくなる体験
影、会話の質、繋がりがないようで、現実に過ごしている時間を感じる複雑さ
一発打たないと働か…
絶望の映画体験。スラム街で暮らすジャンキーや貧乏人をペドロコスタは執拗に捉える。何十回も同じようなシチュエーション(ヤクを吸ってむせる女、空っぽの部屋を掃除する男、ワーワー叫ぶ母親)が繰り返される。…
>>続きを読む光輝に満ちた映画が膨大にある中、ペドロ・コスタは暗澹を見つめ続けた先の微小の光を確かに掴んでいる。選び抜かれた素材は編集の中で「美」を飛び越えるのだが、その精美の中には常に剥き出しの生が「醜い」もの…
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